●平成26年度『学校図書館の現状に関する調査』を実施~文部科学省 (2015年06月09日)
文部科学省が、平成26年度『学校図書館の現状に関する調査』を実施しました。
学校図書館への司書教諭等の配置状況や図書の整備状況、読書活動の状況等を調査していて、平成20年度調査以降は隔年で実施しています。調査対象は、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び中等教育学校です。
調査結果より、「学校司書」を配置している学校の割合は、小・中学校ではそれぞれ54.3%、53.0%で、前回より増加、高等学校では6.5%で、前回より若干減少していることがわかりました。「学校司書」とは、専ら学校図書館に関する業務を担当する職員をいい、教員を除いています。
学校図書館図書標準を達成している学校の割合は小・中学校でそれぞれ60.2%、52.3%で、前回より増加しています。小学校の蔵書冊数は1億7,402万冊、中学校は9,985万冊、高等学校は8,476万冊でした。なお、蔵書のデータベース化の状況は、小・中学校、高等学校でそれぞれ71.5%、69.7%、90.1%で、前回より増加しています。
学校図書館に新聞を配備している学校の割合は,小・中学校でそれぞれ36.7%、31.7%で、前回より増加しています。
全校一斉の読書活動の状況については、小・中学校、高等学校でそれぞれ96.7%、88.3%、42.9%で、前回より増加しています。図書の読み聞かせの実施は、小・中学校、高等学校でそれぞれ97.4%、37.5%、14.4%でした。
図書の整備や読書活動の増加から、その大切さが注目されていることがわかりますね。
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投稿者 kksblog : 2015年06月09日 01:25