●平日の学習時間は大学生が最も短い『明日への統計2015』 (2015年06月23日)
総務省統計局が、実施する統計調査を中心に、調査のねらい・重点、調査に期待されるもの、調査結果の利用事例等を紹介した冊子『明日への統計2015』を公表いたしました。
調査結果の「子どもと若者のくらし」の項目では、子どもの学習時間について、ボランティア活動の状況などを紹介しています。
全国の子どもの数は1628万人、子どもの割合は12.8%で、諸外国と比べると最も低い割合になっています。例えば韓国は15.1%、中国は16.4%、アメリカは19.5%です。
都道府県別にみると、沖縄県が17.6%と最も高く、次いで滋賀県が14.8%、佐賀県が14.3%などとなっています。一方、秋田県が10.9%と最も低く、次いで東京都が11.3%、北海道が11.6%などとなっています。
10歳以上の在学者で、平日の学校での授業や学校の宿題などの時間は、大学生が最も短い結果に。最も長い大学院生の次は中学生で、学習塾・予備校での勉強等が多いことがわかりました。
ボランティア活動の状況をみると、小学生から高校生までは「まちづくりのための活動」、大学生は「子どもを対象とした活動」を行った人の割合が最も高いことがわかりました。その他に小学生、中学生は「自然や環境を守るための活動」、高校生、大学生は「スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動」が多い結果でした。
主な産業別の若者(卒業者)の有業者数を男女別にみると、男性は「製造業」が51万8千人と最も多く、次いで「卸売業、小売業」(26万9千人)、「建設業」(17万1千人)などとなっています。また、女性は「医療、福祉」が42万3千人と最も多く、次いで「卸売業、小売業」(35万7千人)、「製造業」(23万6千人)などとなっています。
統計調査が情報基盤となり、豊かな子どもと若者のくらしの実現につながることが望まれます。
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投稿者 kksblog : 2015年06月23日 19:07