●分かりやすい・楽しい視聴覚教材作品募集中 全国自作視聴覚教材コンクール (2015年05月15日)
日本視聴覚教育協会では、学校や社会教育の現場において活用されているビデオ・コンピュータ教材や紙しばいなど、先生方が制作した自作視聴覚教材のコンクールを開催しています。現在作品を募集中で、優秀な作品には、文部科学大臣賞など各賞が贈られます。
このコンクールの背景には、学習の場と学習内容および学習方法が多様化している、という現状があります。こうした中で市販教材のみで学習の成立を図ろうとするのは難しく、個々の学習者が充実した豊かな学習活動を展開する必要があります。
そこで、それぞれの実態に応じたきめ細かい教材や、地域の歴史・文化・伝統などについて組織的に収拾整理、構成された教材など、地域に根ざした学習のための教材が必要とされており、視聴覚教材の自作と活用は、ますます身近な物となってきています。
コンクールで募集される作品は、以下のようなものです。
1.ある強化・領域の単元・題材を学習したり、その学習を支援したりするための視聴覚教材。
2.原則として、学校(幼稚園・保育所)・生涯学習施設等で実際に使用したもの。
3.ビデオ、コンピュータソフトウェア、紙しばいなど(教材の長さ及び量については、記述された教材等の製作意図及び活用の目的等に適したものであれば、特に制限なし)。
4.制作に係る予算・スタッフ編成などについて、自作とは認められないものについては、応募をお断りする場合があります。
応募資格は学校教職員、指導主事、教員養成大学・学部・大学院に在籍する学生、社会教育主事、公民館主事などです。部門は小学校部門(幼稚園および保育所を含む)、中学校部門、高等学校部門、社会教育部門に分かれています。
応募は作品を協会へ直接持参するか、郵送・宅配便などで送付します。添付書類や活用指導例、解説書など部門や作品の形態によって応募に必要なものが異なるため、注意が必要です。応募締め切りは6月12日(金)当日消印有効です。
より分かりやすく、より楽しく、と考えて工夫した作品を、応募してはいかがでしょうか。同じような教材を求めている全国の先生たちの教材づくりの参考として役立つかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2015年05月15日 09:25