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花を愛でる子供を育む 京成バラ園で「ローズフェスティバル2015」 (2015年05月18日)

春のバラの季節が真っ盛りです。学校の花壇がきれいな学校は、子供たちも先生も良い関係を築いている証拠、なんて話を以前聞いたことがあります。花を愛でる気持ちは、心の余裕があるからこそですよね。

keiseibaraen.jpg千葉県八千代市にある京成バラ園では、現在「ローズフェスティバル2015」が行われており、1500品種、1万株のバラが芳しい香りを放っていました。ちょうど見ごろの5月15日には、モナコ公国のシャルレーヌ公妃に捧げられたバラ「プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ」(写真上)がお披露目されました。15日にはモナコ政府観光会議局より岩本久美ディレクターがバラ園を訪問し、お披露目式も開催されました。
モナコ公国というと、ハリウッド女優のグレース・ケリーが嫁いだことで有名ですが、亡くなったグレース妃を偲んでバラ園が創設されており、京成バラ園を運営する京成バラ園芸社が日本代理店となっているフランスのメイアン社ではすでに5種類、モナコに関わるバラがあるくらい縁が深いものです。今回披露された「プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ」は、昨年シャルレーヌ公妃に捧げられたものとのことです。日本を代表するフラワーアーティストの一人小野寺衆さんは「とにかく良い香り。黄土色がかったパステルピンクで、開くとアプリコット色が見える珍しいバラです」と絶賛していました。
南アフリカ共和国の競泳選手であったシャルレーヌ公妃は、2011年にアルベール2世に嫁ぎ、昨年12月に双子の赤ちゃんを出産しました。モナコは地中海に面している温暖な国で、年間600万人が観光で訪れています。まもなく有名なモナコグランプリも開催されますね。20日まではモナコ公国にゆかりのあるバラをパネル展示もしています。

バラを通して海外を知り、また、バラの香りに癒されることもできる京成バラ園では、近隣の学校の吹奏楽部が演奏会を開くなど、教育との連携も行っているそうです。花は子供たちの心を育ててくれるはずです。ローズフェスティバルは6月14日まで開催中ですので、家族でぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2015年05月18日 19:04


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