●小中学校9年間の情報を蓄積し管理できるシステムを開発~凸版印刷 (2015年05月25日)
凸版印刷が、自治体単位での校務情報化を支援する校務支援システムパッケージ『マナレコ』を開発したことを公表しました。
『マナレコ』は、学校現場と共同実施した業務分析の結果をもとに開発した、自治体内の小中学校の教職員、学習者情報の一元管理を実現するシステム。きめ細やかな教育指導の実現を支援します。
学校教育におけるICT機器の普及状況は、電子黒板やPCの導入、ネットワークの敷設、タブレットPCの全生徒への導入が2019年に完了すると予測されるなど、より効果的な学習環境が整いつつあります。しかし一方で、教職員の校務作業負担により、児童・生徒と接する時間の不足や教職員間のコミュニケーション不足という課題に対する対応が求められています。
そこで『マナレコ』の導入により、教職員が日々入力した情報が行事黒板ポータルや帳票などに自動反映され、スムーズな情報共有と転記回数の縮減など教職員の業務負荷軽減を実現。さらに児童・生徒の成績や出欠、保健管理などの記録を高いセキュリティ性を持つサーバーに蓄積、一元管理することにより、過去にさかのぼって情報を把握できるようになり、より子ども一人ひとりにあった、教育指導が可能となります。
主な特長としては、まず、進級・進学時の学校間データ連携が可能で、9年間の情報が蓄積できます。ひとりひとりの単位で学習者情報の管理が可能で、特別支援学級も対応します。学校現場さながらのデザイン・縦書き表示の行事黒板ポータルで、PC操作に慣れない教職員でも抵抗感なく利用できます。教職員に浸透度の高いExcel形式による入出力です。
導入にあたっては、各学校における業務、帳票、コミュニケーション方法などの現場課題のたな卸しを実施することにより、効果的なシステム運用を実現します。小中学校9年間の情報を蓄積、管理することで、子ども一人ひとりの成長を追った支援ができるのがいいですね。
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投稿者 kksblog : 2015年05月25日 16:11