●6月「環境月間」に東京・大阪で公開シンポジウム「最新技術で迫る環境問題」 (2015年05月05日)
6月5日は環境の日です。これは1972年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、国連では日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めています。そして日本では、毎年6月を「環境月間」とし、関係府省や地方公共団体等により全国で様々な行事が行われます。
国立環境研究所では、毎年6月に東京都、他の地域のもう一ヶ所で環境研究の最新成果を報告する公開シンポジウムを行っています。2015年は東京・大阪の2会場で公開シンポジウム2015「最新技術で迫る環境問題—テクノロジーで環境を読み解く—」を開催します。
東京会場は6月19日(金)メルパルクホール、大阪会場は6月26日(金)松下IMPホールでそれぞれ行われます。参加費は無料ですが、東京は6月12日(金)、大阪は6月19日(金)までにホームページまたはFAX、ハガキでの事前申込が必要です。ホームページには申込フォームがあり、またFAXでも往仕込むための参加申込書のPDFファイルがあります。はがきの場合にはリーフレットに添付してあるハガキをホームページからダウンロードするか、官製ハガキでも申し込むことができます。
プログラムは東京・大阪とも共通で、国立環境研究所の研究実施部門から環境DNA、土壌浄化技術、放射性物質の動きなど5つのテーマで講演が行われるほか、ポスターセッションではアスベスト判定技術、飲食店廃グリースの利用、自然再生技術など19件の発表を予定しています。
研究所理事長の挨拶の中で「環境問題は科学文明を含む人間活動によって引き起こされている側面が大きいと考えられている一方で、人間が作った科学技術によって問題解決に向かって進んでいくこともできると考えられる」とあります。このシンポジウムでは、単に環境問題を学ぶだけではなく、問題解決にどのようなアプローチができるかを学ぶことができるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2015年05月05日 19:39