●2人に1人の小学生「作文が嫌い・苦手」約65%の保護者が「小学校の作文指導は不十分」と回答 (2015年05月22日)
2人に1人の小学生が「作文が嫌い・苦手」で、約65%の保護者が「小学校の作文指導は不十分」と回答していることが、わかりました。
これは、通信添削学習サービスの「ドラゼミ」を運営する、株式会社小学館集英社プロダクションが行った「小学校での作文学習の状況についての意識調査を実施しての結果です。
この調査の実施期間は、2014年11月10日〜2014年11月19日の10日間で、現在小学生でドラゼミを受講しているお子さんの保護者616名とドラゼミに資料請求された方(お子さんが現在小学生)206名の計822名を対象としています。
実施方法は、Web上にアンケートフォームを設置し、小学校での作文学習の状況について伺うというものです。
結果の概要は、以下の通りです。
まず、「お子さんは作文を書くことが好きですか」という質問に対し、全体の約半
数が「嫌い・苦手」と回答しました。何をテーマに書けば良いかわからない、長い文章を書くのが難しいと苦戦しているお子さんが多いようでした。
「小学校で作文を書く機会はありますか。」という質問には、全体の88%が「はい」と答えているものの、「小学校で作文を書く頻度」についての質問に対して、全体の32%が「年に1回〜2回」、31%が「年に3回〜4回」と答えました。月に一度以上の頻度で作文を書いているのは、全体の19%でした。
「小学校で作文を書くタイミング」については、遠足や運動会など行事の後や長期休みの後に書くという回答が多く見られました。
では、小学校での作文指導について、保護者の方がどう感じられているかについてですが、「大変満足している・満足している・やや満足している」と回答した方は35%で、「指導時間がやや不十分に感じる・指導時間が不十分に感じる」と回答した方が64%でした。
作文学習は、個別指導がなかなか難しく、学校の先生の方針によっても、バラつきがあるようです。
文章を組み立てることは、その後の子ども達の人生においても大切なことですが、答えのはっきりしているような内容の勉強ではないのが、学習方法の難しいところなのでしょうね。
2人に1人のお子さんが「作文が嫌い・苦手」、 約65%の保護者が「小学校の作文指導は不十分」と回答! ~小学館ドラゼミ アンケート調査結果~
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投稿者 kksblog : 2015年05月22日 06:00