●トーハン「うちどく」実践ガイドを改訂、全国21の実践事例を紹介 (2015年05月21日)
授業が始まる前の時間を利用して、生徒も教師も好きな本を読む「朝の読書」は全国の学校に広まっています。そこで、読書が習慣化し、読書の楽しさを知っている子どもたちを中心にして、家族みんなで本を読む、「うちどく(家読)」という新たな読書スタイルが提案されています。
株式会社トーハンは、うちどく公式ホームページで自治体・団体の推進担当者向け実践ガイドを掲載しており、このほど取り組み事例を追加・更新した改訂版を、2015年5月15日より公開しています。実践ガイドは、2008年4月から掲載されており、主に自治体が推進を検討する際の資料として利用されています。今回の改訂では、神奈川県湯河原町の取り組み事例を新たに追加した他、貴兄祭の取り組み内容も改訂し、全21の実践内容を紹介しています。
各地自体とも、オススメの本を紹介したブックリスト、記録用のノートの配布、さらに「うちどくの日」の制定やロゴマーク、キャラクターの作成など、「うちどく」の定着を図るための様々な工夫を凝らしており、実践ガイドでは「読書通帳」という推進ツール配布や「家読ポップ展」開催など、ユニークな取り組みも紹介しています。
家庭での読書推進に取り組む自治体が増える中、啓蒙段階を経て書く改訂に読書の習慣をいかに根付かせるかを模索する推進担当者の声も聞かれるようになってきたということです。うちどくホームページでは実践ガイドの他に「ブックガイド」も公開しており、小学校低学年から中高生以上など、年代別にお勧めの本を紹介しています。
子どもを通して家族で読書を楽しむ習慣が定着すれば、家族の会話も広がるでしょうし、大人は懐かしい本に出会い、子どもは新しい世界を知る機会になるでしょう。「一緒に本を読んだ時間」は、成長してからも温かい想い出として心に残るでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2015年05月21日 12:19