« 教育メディア学会研究会「情報活用能力の育成とメディア」を開催~東北学院大学 | トップページへ | ロボットを搭載した未来の消防車が最優秀賞「第10回未来の消防車アイデアコンテスト」 »

千葉商科大学の新しい挑戦~食べる、過ごす、学ぶ学食「The University DINING」 (2015年04月25日)

大学時代の「学食」の思い出は?と聞かれたならば、「ただお昼を食べるだけの場所」「アルバイト前にお腹を満たしていた」「安いから使っていた」など、漠然としている人も多いのではないでしょうか。そんな学食を180°変えた学食が、千葉商科大学(千葉県市川市)に5月11日(月)にオープンします。

内観&外観.jpg同学が新たに作った「The University DINING」は、建築コンセプトを「木漏れ日の下で学生・教職員が集う」とし、「おいしい学食」×「心地よい空間」×「リアルビジネスラーニング」をめざしています。サービス創造学部と、日本を代表するクリエイター集団のアイデアにあふれています。
設計を手掛けたのは学校建築の第一人者としても有名なシーラカンスK&H社。熊本県山鹿市の山鹿小学校や千葉市の打瀬小学校など、公立小学校も手掛けています。学生食堂のプロデュース・運営は日本のカフェブースも立役者としてカフェ「Sign」や朝ごはんのおいしいレストラン「bills」などの運営を手掛けたトランジットジェネラルオフィス社(以下、トランジット社)。同社が学食をプロデュースするのは初めてのことだそうです。ほかにも、学食ないのベーカリーは東京・自由が丘の人気カフェ「自由が丘ベイクショップ」が監修しました。

同大が構想中の「リアルビジネスラーニング」とは、この学食を手掛けるトランジット社からフードビジネスマネジメントを学ぶことに始まり、学食に携わる他の企業から「清掃マネジメント」やクリエイターとのコラボレーションなど、“新たな価値”を創造していくことが、この学食の大きなテーマです。さらに、現在隣にある瑞穂会館を新たに「The University HUB」として、ライブハウスやSOHO、ダンススタジオやホテルまでを入れた新たな施設としてリノベーションする計画があります。これらはすべて「リアルビジネスラーニング」の場として使われます。

島田晴雄学長は「本学は駅から距離があるので学生の滞在時間が短い。極端に言えば生活していく場所、ずっと過ごしたいというキャンパスをめざしました」と話しています。また、この事業を牽引する、サービス創造学部の吉田優治学部長は、「世界一ワクワクする学食をつくろうと皆で話し合い、“新しい創造”のできる空間が出来上がりました。これからがスタート。このプラットホームを使って学生、大学がどうするか。大学での学び方を、日本の大学を変えていきたいと思っています」と話します。吉田学部長の思いに賛同した多くの日本を代表するクリエイターたちが、大学の新たな学びに携わっていきます。

【The University DINING概要】
アジフライ&しょうが焼き.jpg
営業時間=ランチ11:30~14:00、ベーカリー&コーヒースタンド8:30~19:00(11:30~15:00の場合も)
定休日=日・祝日ほか、大学の夏季休暇・年末年始等の長期休暇や大学の休校日に準じます
メニュー=レギュラーセット600円(写真上メイン、サイドディッシュ2品、スープ、主食)、スモールセット500円(写真下メイン、サイドディッシュ1品、スープ、主食)、ほかサンドイッチやトルティーヤなどのベーカリーメニューなど

« 教育メディア学会研究会「情報活用能力の育成とメディア」を開催~東北学院大学 | トップページへ ロボットを搭載した未来の消防車が最優秀賞「第10回未来の消防車アイデアコンテスト」 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2015年04月25日 13:29


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週木曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。 <サンプルはこちら>【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!

KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif
最新15記事をご覧いただけます。


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ