●「学生に対するインターンシップ実施状況調査」~日本学生支援機構 (2015年04月09日)
平成26年度「学生に対するインターンシップ実施状況調査」が行なわれました。
インターンシップというのは、学生が一定期間、企業などの中で研修生として働いて、自分の将来に関連のある就業体験を行えるという制度です。調査は、休学者及び外国人留学生を除いた大学学部、短期大学本科および大学院の学生に対し、行なわれました。
このインターンシップに関する調査は、独立行政法人日本学生支援機構が行ったもので、調査結果の概要は、日本学生支援機構のホームページに掲載されています。
調査項目は、インターンシップ・学外実習への参加経験の有無からはじまり、参加した場合のインターンシップへの参加回数、1回当たりのインターンシップ参加日数・単位認定の有無、参加に当たっての申込窓口や参加して役立ったこと、報酬等の支給の有無についてでした。
調査結果の概要は、以下の通りです。
まず、インターンシップ参加回数についてですが、回答した大学生の11.8%がインターンシ
ップを経験していました、大学3年生では18.7%、4年生では21.8%で、短期大学生全体で
は9.3%、2年生は12.8%が経験していました。
そして、大学院生全体では12.5%、修士1年生は17.9%、修士2年生は18.7%が経験してい
ることが、わかりました。
1日当たりの参加日数は、大学・短期大学では、単位認定あり・なしともに、19日(約3週
間)以下という答えが80%以上を占めていました。20日(約1ヶ月)以上の割合の大きさで見
ると、大学院・大学・短期大学の順となります。
参加してみて役に立ったことは、全体として「視野が広がった」「社会で働くイメージが明
確になった」という答えが多かったのですが、短期大学では「厳しさや責任を感じた」とい
う答えが最多でした。
一方、大学院では他と比較すると「人脈やネットワークが広がった」という答えが多くみられました。
経験してみて初めてわかることも、たくさんありますよね。
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投稿者 kksblog : 2015年04月09日 01:23