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文科省「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方について」を公表 (2015年04月07日)

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文部科学省では、教育再生実行会議「今後の学制等の在り方について(第五次提言)」(平成26年7月3日)を受け、平成26年10月から「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」を開催。そして、今回「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方について(審議のまとめ)」を取りまとめました。

今回のポイントとして掲載されているのは、高等教育の多様化の必要性、新たな高等教育機関の基本的な方向性、制度化にあたっての個別主要論点、その他の検討課題。

高等教育の多様化の必要性では、社会経済の変化に伴う人材需要に即応した、質の高い職業人養成の量的拡大や、社会人の学び直し・地方創生(地域産業を担う専門職業人養成」への対応などが焦点となっています。

新たな高等教育機関の基本的な方向性では、大学体系の中に位置づけるべきか、大学とは異なる新たな学校種とすべきかが課題。18歳人口の過半数が大学に進学する中、産業の高度化に対応した人材育成の高度化と、学修成果の国際的・国内的な通用性の確保が重要とされており新たな高等教育機関を大学体系に位置づけ、学位授与機関とすることが有益としています。

また、高等教育の多様化を図るには、大学・短大・質の高い教育を行う専門学校が自らの判断で円滑に移行しうる仕組みとし、選択肢を増やす必要があるとしています。今後、中教審で、大学体系の中に位置づける方向を基本としてさらに検討がおこなわれる予定となっています。

「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方について(審議のまとめ)」の公表について | 文部科学省

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投稿者 kksblog : 2015年04月07日 12:28


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