●「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」より意見募集 (2015年04月06日)
平成24年7月6日に決定された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できるようにするための施策に関する基本的な計画(第2次)」(子ども・若者育成支援推進本部決定)では、3年後を目途に同計画を見直すものとされています。
これを受けて、現在、各回の有識者で構成される「青少年インターネット環境環境の整備等に関する検討会」では、同計画の見直しに係る提言をその内容に含む方向案(案)の取りまとめに向けて、検討を進めているところです。そこで内閣府のホームページでは、「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」報告書(案)を取りまとめる上での参考とするため、広く意見を募集しています。
第2次計画において留意すべき課題として、(1)スマートフォンを始めとする新たな機器への対応、(2)保護者に対する普及啓発の強化、(3)国、地方公共団体、民間団体の連携強化の3つの項目を掲げ、施策・取り組みを推進しています。新学期に合わせ、総合的・集中的な広報・普及啓発活動や地域の実情に応じ地域や学校において自主的なルールを定める取り組みが行われるなど、一定の成果が認められます。
しかし、スマートフォン、携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤーなどのインターネット接続機器や、アプリなどの多用なサービスの利用が青少年にも急速に浸透・普及しており、利用環境においても、通信回線のみならずWi-Fi等の公衆無線LAN等拡大し、利用環境は一層複層化・多様化しています。
この報告書(案)では、検討会におけるこれまでの議論などを総括し、随時、内閣府のWEBサイトなどに公開等して、関係機関・団体等へのアウトリーチ・情報共有に努めてきました。その基本的な考え方を踏まえ、基本計画の見直しに係る提言を取りまとめています。
意見は、郵送、FAXまたはホームページ上の送信用フォームで送ることができます。氏名又は団体目、性別、職業、住所、電話番号を記入する必要があります。これらは必要に応じて、意見の具体的な内容を確認する必要がある場合に使用するためです。また、意見に対する個別の回答はありません。
技術や利用環境、トラブルなど、インターネットに関する事柄は目まぐるしく変化しています。エンドユーザーとして、また子どもを見守る立場として、どのように子どもとインターネットとの関わりを考えていくか、この報告書案から考えてみてはいかがでしょう。
« 「なんとなく国際」は、やめて欲しい~学習院大学52年ぶりの新学部「国際社会学部(仮称)」 | トップページへ 大学関係者向け『大学改革セミナー』4/14 »
最新記事一覧
- 大学関係者向け『大学改革セミナー』4/14(2015年04月06日)
- 「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」より意見募集
- 「なんとなく国際」は、やめて欲しい~学習院大学52年ぶりの新学部「国際社会学部(仮称)」
- 児童生徒の非行防止や安全の確保に向けた取組の実施を通知~文科省
- カルシウム不足の子供たちにもおすすめ「乳和食WEBサイト」をJミルクが開設(2015年04月03日)
- 「特別支援教育教材ポータルサイト」が開設しました
- 平成27年度スーパーサイエンスハイスクール指定校などが内定 文部科学省(2015年04月02日)
- 「『熱狂の日』音楽祭2015」のテーマは“PASSIONS(パシオン)”~「いのち」など3つの切り口でGWに開催
- ネットいじめや歩きスマホなどに焦点を当てた映像付き新教材を制作(2015年04月01日)
- 平成27年度スーパーグローバルハイスクール指定校が決定
- 団体学校賞は柏市立風早北部小他5校に「ブリヂストンこども絵画コンクール」大賞が決定
- 「フィギュア国別対抗戦2015」に都民を招待!バックヤードツアーも
- 10年後を見据えた『県立高等学校教育推進基本計画』を策定~愛知県
- 授業支援アプリケーション『テックキャンバス』100IDから利用可に(2015年03月31日)
- 「教育工学の立場から一人一台情報端末活用の在り方を考える」が 開催されます
投稿者 kksblog : 2015年04月06日 12:15