●平成27年度スーパーグローバルハイスクール指定校が決定 (2015年04月01日)
文部科学省は、平成27年度SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校を決定し、発表をおこないました。
SGHとは、高等学校等でグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身につけ、もって将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図る「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」事業のこと。平成26年度から開始しています。
SGHの指定期間は5年間(平成27年度~31年度を予定)。対象学校は、国公私立高等学校および中高一貫教育校(中等教育学校、併設型及び連携型中学校・高等学校)となっています。
平成27年度指定校には、国立9校、公立92校、私立89校の190校から構想調書等の提出があり、56校が選ばれました。内訳は国立7高、公立31校、私立18校。
審査は、各学校から提出された構想調書等について、外部有識者会議であるスーパーグローバルハイスクール企画評価会議(以下「企画評価会議」。)において、教育活動の実績を踏まえた計画の実現性、発展性、継続性の評価により審査を行うとともに多様性を確保する観点から、取組の特徴、地域性および国公私のバランスに配慮し、指定校を審議。
さらに、SGH事業の構想をより多くの学校に広めていく観点から、SGH事業を踏まえたグローバル・リーダー育成に資する教育の開発・実践に取り組む高等学校等を「SGHアソシエイト」として位置付けています。SGHアソシエイトは、SGHとともにSGHコミュニティを形成。
SGHコミュニティは、将来のグローバル・リーダー育成に資する教育の開発・実践に取り組むため、それぞれの学校における取組に関する情報を共有するとともにその状況を発信するための場としています。平成27年度は、SGHアソシエイトを55校選定。内訳は、国立1校、公立24校、私立30校。
指定3年目に、2年目までの取組状況に関する中間評価、支援終了後に支援機関全体の実績に関する事後評価が実施されます。また、毎年度の研究開発完了報告書における内容および中間評価の結果等は、次年度以降の事業実施のあり方に反映することとしています。
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投稿者 kksblog : 2015年04月01日 21:15