●持続可能な開発のための教育~ユネスコが日本ESD賞の国内公募 (2015年04月14日)
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が、昨年11月に開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」にて正式に創設が発表された「ユネスコ/日本ESD賞」の初回の国際公募を開始しました。これを受け、ユネスコに推薦する我が国の候補案件を選定するための国内公募を開始します。
「ユネスコ/日本ESD賞」は、世界中のESDの実践者にとってより良い取組に挑戦する動機付けと、優れた取組を世界中に広めることを目的として、日本政府の財政支援により創設されました。国際公募は今回が初めてであり、ユネスコ加盟国又はユネスコと正式な協力関係にあるNGO(世界中で381団体)が、それぞれ3件までユネスコに推薦できます。世界中から推薦された案件は、毎年3件をユネスコが決定し、受賞団体・者には、5万USドル/件が授与されます。
国内公募とは、国際公募に対応して、ESDを実践する団体、学校又は個人を公募。文部科学省は、応募書類に基づいてユネスコに推薦する3件(最大)を選考します。
選考は、「ESDが持続可能な開発を支える社会的な変化を促す教育として行われていること」「ESDの実践にあたり、持続可能な開発に関係する社会、経済、環境の三つの分野を一体的に取り扱っていること」「ESDに対する革新的なアプローチを実証していること」を基準として審査されます。その他、費用対効果、他の実践者のモデルとなり得るかどうか、ESDに関するグローバル・アクション・プログラムの優先行動分野のいずれかに貢献しているかどうかが考慮されます。
応募は、英語及び日本語の両方のESD賞応募用紙を全て記入。提出期限は5月15日です。選考結果は、5月下旬に被推薦団体・者に対して通知するとともに、被推薦団体・者をホームページに掲載します。
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投稿者 kksblog : 2015年04月14日 22:04