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子どものスマートフォン等の利用状況等についてを調査~東京都 (2015年03月30日)

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東京都が、『家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査』を実施し、その結果を取りまとめました。

対象は、都内在住で、小学生(4~6年生)、中学生及び高校生の子どもに携帯電話等を持たせている保護者1,500名。調査は子どもが利用する携帯電話等のフィルタリングへの加入状況や意識等を調査し、今後の施策の参考とすることを目的としています。

まず、スマートフォン所持については、児童・生徒全体で51.7%と半数以上。小学生で16.6%、中学生で53.2%、高校生で85.2%と、学年が上がるにつれ割合が大きくなっています。

携帯電話・スマートフォンの利用状況については、「適切に利用していると思う」は小学生で72.0%と最も多く、中学生が33.8%、高校生が22.8%と、おおむね年齢が上がるにしたがって減る傾向がみられます。知らない人とのやりとりは、小学生が6.0%、中学生が14.8%、高校生が20.8%でした。ネットに潜む危険性等について、小中学生の早い時期から啓発を行うことが必要です。

家庭におけるルール作りについては、「作っている」は中学生が69.2%と最も多くなっている一方で、「作っていない」は高校生が56.2%と多くなっています。ルールの内容としては、「利用する時間の制限」が51.0%と最も多く、次いで「利用する際のマナー」が47.0%、「利用するサイトの制限」が41.6%と続きます。なお、友人間での自主ルールについては、「作っていない」は小学生が59.0%、中学生が38.6%、高校生が34.4%と、おおむね年齢が上がるにしたがって減る傾向です。

フィルタリングサービスへの加入については、小学生男子は「インターネットが使えない機種・設定になっている」が47.2%と最も多く、中学生男子は「加入している」が44.4%です。しかし、中学生の3割以上、高校生の半数以上が、フィルタリングサービスに未加入。携帯電話事業者等と協力しつつ、フィルタリングの重要性を啓発することが必要です。

保護者の意識については、保護者の6割以上が子供のスマホ依存に不安と回答。また、保護者の半数以上が、スマホに関する「知識習得」や「親子のコミュニケーション」が課題と回答しています。ネットに関するルール作りを促進し、保護者を支援することが必要です。

インターネットや携帯電話について、十分に子どもに教育し、子どもの使用状況について関心を払うことが必要ですね。


「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」を実施 | 東京都



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投稿者 kksblog : 2015年03月30日 22:50


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