●土曜日を活用した教育、昨年比で児童生徒や先生の否定的意見が減少 (2015年03月23日)
京都府は、平成26年度「土曜日を活用した教育」にかかわるアンケートの結果を公表しています。同調査は、土曜教育実践研究校(149校)の中から小学校14校、中学校10校の、児童生徒(小学校4年生~中学校3年生)およびその保護者、そして調査校の教職員(非常勤職員を除く全員)が対象となりました。
児童生徒は前回調査と比較して、「友だちに会えるのでうれしい」、「月曜日から金曜日までと特に変わった感じはしない」という回答が増加し、「疲れる」という回答が減少。保護者に関しても、前回調査と同様に肯定的な回答が最も多く、否定的な回答が最も少ない結果に。その中でも「従来からあった取組が主であり、特に何も思わない」という回答が増加しました。
教職員は前回調査と比較し、「説明が不十分で一方的に進められていると感じる」という回答が半減し、「負担が増えたと感じる」という回答も減少しました。全体的に否定的な意見が減ったといえます。
今後の学校での土曜日の在り方に関して、保護者は、前回調査と同様に、「現状の取組の継続」と「より充実させてほしい」という回答を合わせると7割を超え、「取組の必要はない」という回答は1割程度でした。
教職員に関しては、前回調査と比較して、「取組の必要はない」という回答が半減し、「現状の取組の継続」という回答が増加。
土曜日を活用する場合の希望する取組内容に、児童生徒は前回調査と同様、「ものづくりや文化、芸術等の体験活動」が最多、次に多いのが、「興味がある教科の学習や補充(補習)学習」から「運動会や発表会等の行事」に変わりました。
保護者は前回調査と同様に、「国語、算数(数学)等の教科の授業」が最も多く、次に多いのが、「ものづくりや文化、芸術等の体験活動」という結果に。
教職員も前回調査と同様、「体育大会や発表会等の学校行事」が最も多く、次に多いのが、「ものづくりや文化、芸術等の体験活動」という結果となりました。
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投稿者 kksblog : 2015年03月23日 17:05