●電気通信事業者協会の啓発キャンペーン「やめましょう、歩きスマホ。」 (2015年03月12日)
急速に普及したスマートフォンは、中高生、小学生と利用者層の若年化も進んでいます。それとともに、利用の上でのマナー・ルールについて問題視される事柄が多くなってきました。
一般社団法人電気通信事業者協会と携帯電話・PHS事業者4社は、従来から自動車・自転車運転中や電車・映画館など公共の場所での携帯電話・PHS使用時のルール・マナーの啓発に取り組んできました。そして最近よく聞かれるようになった「歩きスマホ」の問題について、キャンペーン「やめましょう、歩きスマホ」を実施しました。
この啓発キャンペーンは、2015年3月2日から8日の間、北海道、関東、東海、関西、四国、九州の6エリアの主要駅ビジョンにおいて実施されました。JRの全国の主要な32駅の駅構内ビジョンに「やめましょう、歩きスマホ。」の啓発メッセージを表示しました。
昨年1月にも「やめましょう、歩きスマホ。」のキャンペーンは行われており、このときには「やめましょう、歩きスマホ。」のロゴマーク制定、ポスター制作、JR自動改札機に啓発ステッカーを貼付するなどの内容でした。また7~8月には主要都市でロゴ入りうちわの配布なども行われました。
歩きスマホに関連しては、協会でインターネット調査を実施しています。これによると、普段歩きスマホをしている人は44.8%と半数近くにのぼり、3人に1人は歩きスマホのためにぶつかりそうになった経験があります。また実際にぶつかったり、ぶつかられることが多いのは駅の通路など、歩きスマホの弊害を如実に表す結果が見られました。
本人も歩きスマホが迷惑であると理解していても、「これくらいなら」「気をつければ大丈夫」といった甘い考えが勝ってしまい、やめられないのでしょうか。しかし、そうした油断によって大きな事故につながる可能性もあります。進学・進級で携帯デビュー、スマホデビューする子も多い時期です。まずは大人がきちんとマナーを示すとともに、使い方を親子で話し合うことが大切ですね。
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投稿者 kksblog : 2015年03月12日 08:38