●「漢字・日本語教育研究助成制度」平成27年度の申請者を募集 (2015年03月11日)
公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、漢字教育、日本語教育の質的向上を支援するために、漢字・日本語(国語)教育に関わる研究活動を助成する「漢字・日本語教育研究助成制度」を設け、平成27年度の申請者を2015年5月8日(金)まで募集しています。
同制度は、学校教育法に定める学校等の教職員、およびこれらの教職員で主に構成される研究会等がおこなう研究活動のうち、漢字・日本語(国語)教育に対して、同協会が活動費の助成をおこない、意義ある教育活動を社会に公表していく制度。
国内の研究助成制度の中でも、漢字・日本語(国語)教育に特化した研究助成は少なく、日本の生涯学習の振興と日本文化の発展のためにも、今後の深化が望まれる研究分野として、大きな期待が寄せられています。
助成対象は幅広く、漢字の理解・運用能力向上、文章の読解・作成能力向上、あるいは日本語のコミュニケーション能力向上に資する、実践・開発・調査を伴う研究としています。
同制度を開始した平成23年度が6件、平成24年度5件、平成25年度6件、平成26年度3件と昨年度までに計20件の教育実践や研究活動に対して助成を実施。この制度を利用した過去の研究には、独自に取り組みにより児童・生徒・学生の漢字・日本語学習に対する意欲や学力の向上が効果として現れた事例などがあります。
同助成の内容は、学校教育法に定める学校等の教職員、およびこれらの教職員で主に構成される研究会等がおこなう漢字・日本語(国語)教育の資質向上に資する研究活動を助成。対象となる研究は、「漢字教育に関するもの」、「文章指導に関するもの」、「日本語教育に関するもの」の3つ。
研究助成金は、総額500万円。助成金額は1テーマ50万円以内としています。助成方法は、提出された「研究助成申請書」をもとに、同協会の選考委員会で厳正・公平に審査・選考し、採用の可否、および採用された研究活動への助成金額を決定。
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投稿者 kksblog : 2015年03月11日 17:39