●日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が、「個人情報」に関する意識調査を実施しました。 (2015年03月27日)
日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、プライバシーマークⓇ制度やISMS制度の運用、マイナンバー対応支援など、個人情報や情報セキュリティの観点から企業の信頼性確保、コンプライアンス確立に向けた取組みの支援を行っています。
そのJIPDECが、2015年3月5日(木)から 3月6日(金)の間に、20代~60代の5階層における男女各100名(有効回答数1,000名)を対象にアンケート調査を実施しました。
調査の結果の概要は、以下の通りです。
まず、 「企業などの個人情報の取扱いは気になりますか?」という問いに対し、アンケート回答者全体の71.8%の方が、「企業等の個人情報の取扱いが気になる」と回答しました。
次に、「個人情報の取扱いに関して、不安や不信に感じたことはありますか?」という問いに対しては、68.7%の方が「ある」と回答しました。
そして、「個人情報に関するトラブルがあった際にあなたがとった対応や対策は?」という問いに対し、「特に何もしていない」が45.9%で第1位、「メールアドレスを変えた」が22.5%で第2位、「セキュリティ対策ソフトをいれた」が12.4%で第3位でした。
3月10日には、個人情報保護法の改正案が閣議決定され、その動向が注目される今、企業における個人情報の取扱いに関心を持つ人が多くなっています。
JIPDECは、一般の方々の個人情報に対する関心度や、企業のサービスを利用する際にどのようなことを確認するか、また、企業の個人情報の取扱いに関してどのような不安や不信を抱いているかなどについて、具体的に把握し、制度運営に活かすために、今回のこの調査を行いました。
個人情報について気になるものの、具体的に何をしたらよいのかわからないというのが、現状のようですね。
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投稿者 kksblog : 2015年03月27日 00:41