●仲間と協力して数学の力試し!「数学甲子園2015」開催決定 (2015年03月09日)
公益財団法人日本数学検定協会は、「数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)」の開催を決定しました。数学甲子園は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を3~5人のチーム対抗戦によって決めるものです。
数学甲子園2015は、参加チームの募集が4月21日(火)から6月22日(月)まで行い、8月5日(水)から10日(月)の間に全国12都市で地域予選を行う予定です。予選を勝ち抜いた36チームが、9月20日(日)に東京で行う本選に集結し、数学日本一を目指します。
主催の日本数学検定協会は「数検」の略称で知られる「実用数学技能検定」を実施している団体で、2008年に数件の20周年記念事業の一環として数学甲子園の開催を始めました。毎年参加校数が増えており、昨年は42都道府県から過去最高の189校368チーム1473人が参加しました。
この大会の特徴は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行う等の協議を通じて「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション能力」を育むことにあります。
2014年の出題範囲は予選では数学検定準2級・2級程度の日本語表記問題、本選の準々決勝では準2級・2級に加え準1級1次程度の問題、さらに準2級・2級程度の英語表現問題も出題されました。準決勝では準1級程度の日本語表現問題・英語表現問題を解き、そして決勝では提示されたテーマに沿った問題を創作、プレゼンテーション資料を作成という課題でした。
こうした協議の流れや、詳細な日程や会場、参加要項などの情報は、数学甲子園のホームページで公開されます。2015年の情報は4月1日に公開予定です。3月までは数学甲子園2014の情報や、過去問を見ることができます。興味がある人は、まずホームページをよく見てみましょう。
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投稿者 kksblog : 2015年03月09日 16:37