●作ったプログラムでロボットが動く!アプリ「Scratch2Romo」リリース (2015年02月05日)
プログラミングを感覚的に理解し、現実にモノを動かすことを学べるiOS用アプリ「Scratch2Romo(スクラッチトゥモロ)」が2月下旬より配信されます。これは体験型のエデュケーショナルロボット「Romo(ロモ)」と教育プログラミング環境の「Scratch(スクラッチ)」を連動させるものです。
世界各国でプログラミング教育が注目を集めている中で、プログラムを学ぶというだけでなく、インタラクティブな動きやアニメーションを通じて、楽しみながら何かを作るために考え、子どもの論理的思考能力を強化させることが狙いの一つです。
米国のロモティブ社によって開発された「Romo」は「誰もが使えるロボット」の実現を目指し、iPhoneおよびiPod touchで操作可能なロボットです。専用のアプリをインストールしたiPhone、iPod touchとドッキングさせ、専用アプリで作る簡単なプログラムで思ったように動かすことができ、遊びながらプログラミングを学ぶことができます。
また「Scratch」はマサチューセッツ工科大学のメディアラボが2007年に開発した子ども向けの教育用プロ
グラミング環境です。「Scratch」はビジュアルプログラミング言語と呼ばれるものの一つで、色や形が異なるブロックを組んで、実際に動きを確認しながらプログラムを作ることができます。
「Scratch2Romo」を使って「Romo」と「Scratch」をつなぐことで、「Scratch」上で「Romo」を操作するプログラムを、実際に動きを確認しながら作ることが可能になります。前後左右に動かすことや好きな言葉を喋らせるだけでなく、「Romo」の動きや速さを読み取り、「Scratch」のプログラムに反映させてインタラクティブを楽しめます。
日本でも中学校の学習指導要領で、技術家庭科においてプログラミングが必修となる等、今後ITの人材を育成していこうという動きはますます強まるでしょう。まずは楽しみながら「プログラムとは何か」「どんなことができるのか」を学んでみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2015年02月05日 23:50