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子どものネット利用、保護者の取組に「フィルタリング」「利用状況を把握」 (2015年02月26日)

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内閣府は、平成21年度~25年度に引き続き、満10歳から満17歳までの青少年5000人および同居の保護者5000人を対象にした「平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査結果」を同省ウェブページ上で公表。

青少年の7割台後半が、いずれかのインターネット接続機器でインターネットを利用。インターネットを利用する機器は、スマートフォンが42.9%、ノートパソコンが23.0%、携帯ゲーム機が18.5%、タブレット(12.6%)、デスクトップパソコン(11.0%)、携帯音楽プレイヤー(9.5%)が上位を占めました。

青少年のインターネット利用内容は、高校生ではコミュニケーション(89.6%)、動画視聴(78.3%)、音楽視聴(76.4%)が上位。中学生では動画視聴(68.8%)、ゲーム(68.7%)、音楽視聴(65.2%)が上位。小学生ではゲーム(73.8%)、動画視聴(53.7%)、情報検索(48.4%)が上位となりました。

青少年のインターネット利用は、学校種が上がるとともに長時間傾向に。とりわけ、青少年のスマートフォンを通じたインターネット利用が長時間化。高校では、6割前半がスマートフォンを通じて2時間以上インターネットを利用。平均時間は約155分となっています。

保護者への質問では、9割強がいずれかのインターネット接続機器でインターネットを利用しているという結果に。インターネットを利用する機器は、スマートフォンが68.1%、ノートパソコンが46.0%、デスクトップパソコンが24.1%、タブレットが17.9%、携帯電話が14.2%。

保護者のインターネット利用内容は、情報検索が87.3%、コミュニケーションが86.1%、ニュースが71.3%、地図・ナビゲーションが69.3%。インターネットを利用している保護者のうち、3割台前半が2時間以上インターネットを利用。平均時間は約109分という結果になりました。

青少年がスマートフォンを利用する保護者のうち、8割台前半がいずれかの方法で青少年のインターネット利用に関する取り組みを実施。具体的には、「フィルタリングを使っている」が43.4%、「子どものネット利用状況を把握している」が34.1%、「大人の目の届く範囲で使わせている」が26.0%と上位を占めました。

保護者のインターネットに関する啓発や学習の経験は、「学校で配布された啓発資料で知った」が59.3%、「学校の保護者会などで説明を受けた」が56.3%、「テレビや本・パンフレットで知った」が49.9%に。

青少年のインターネット利用に関する保護者の取組を「実施している」との回答は、啓発や学習の経験のある保護者の方が高いという結果になりました。

子どもの安全を守るためには、保護者への啓発や学習の機会を多く持つことが重要なのかもしれません。

平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査 | 内閣府

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投稿者 kksblog : 2015年02月26日 01:05


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