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スマホは子育て必携ツール?「乳幼児のスマートフォン利用に関する実態調査」 (2015年02月05日)

infant_150204.jpgスマートフォンが携帯型端末の主流となり、最大の特徴でもあるアプリはその種類が膨大な数となっています。持ち主である大人や学生だけでなく、子ども向けのアプリや、赤ちゃんをあやすアプリなど、子育て世代とその子どもをターゲットにしたアプリも多数リリースされています。便利で楽しい一方で、幼い子どもに電子メディアに触れさせることへの弊害も不安視されています。

モバイルビジネスのデータバンク、MMD研究所では、モバイルメディアに関する調査を行っています。2015年1月に行われた「2015年乳幼児のスマートフォン利用に関する実態調査」では、乳幼児のスマートフォン接触は58.8%、うち61.6%が週に1回以上接触しているという調査結果が公表されました。

この調査では、スマートフォンを所有している0歳から5歳までの子どもをもつ女性を対象に行われました。まず、、自信の子どもがスマートフォンを使って遊ぶことがあるかという質問をしたところ、「子ども一人では遊ばせないが、一緒にいるときは触らせている」が37.5%、「子ども一人でも遊ばせている」が21.3%と、併せて58.8%の人が子どもにスマートフォンを使わせていることがあることが分かりました。

子どもがスマートフォンに接触している頻度については、最も多かったのが「週に2~3回程度」で35.1%、次に「ほぼ毎日」が26.5%と、半数以上が一週間に1回以上使用しているようです。また子育てにおけるスマートフォンの役割を尋ねたところ、「育児・子育てについて情報収集ができる」が56.8%で最も多く、次に「静かにさせるため」という回答が33.9%ありました。

電車の中や公共の場所で、スマートフォンを手に画面を覗き込んでいる小さな子ども、保護者に貸してくれ、と頼んでいる子どもを見かけることがよくあります。子育て世代にとって、スマートフォンは実に便利なツールと言えるでしょう。とはいえ「公共の場では静かにする」といった最低限のルールを教える努力の前にスマホに頼っていないか、使わせる場合にも、子どもに適したコンテンツを選ぶように心がけるなど、考えながら利用したいですね。

「2015年乳幼児のスマートフォン利用に関する実態調査」|MMD研究所

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投稿者 kksblog : 2015年02月05日 09:01


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