●リテラシー向上に向けた取組『春のあんしんネット・新学期一斉行動』 (2015年02月03日)
総務省が、フィルタリングの推進や青少年・保護者等のリテラシーの向上に向けた取組を集中的に行う『春のあんしんネット・新学期一斉行動』を展開します。
近年、スマートフォン等の急速な普及に伴い、青少年のスマートフォン等の利用も急速に進んでおり、多くの青少年がSNS、無料通話アプリ、オンラインゲーム等のいわゆるソーシャルメディア等を利用するようになっています。しかし、その一方、長時間利用による生活習慣の乱れや、不適正な利用により、青少年が犯罪被害に遭遇したり、いじめやプライバシー上の問題など思わぬトラブルに陥るケースも見られます。このため、青少年が、そのようなリスクとそれに対する対応を理解した上で、スマートフォン等を正しく利活用できる環境を整えることが、非常に重要となっています。
このような認識の下、総務省では、昨年から、関係府省庁や関係事業者・団体とともに、多くの青少年が初めてスマートフォン等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期に特に重点を置き、サービスを提供する関係事業者とこれを利用する青少年及び保護者、学校等の関係者が連携、協力し、スマートフォンやソーシャルメディア等の安心・安全な利用のための啓発活動等の取組を集中的に行います。
主な取組として、1つ目は「フィルタリングに関する取組の推進」です。スマートフォン等の購入時におけるフィルタリングの説明及び提供が適切になされ、また、啓発資料等を通じて保護者がフィルタリングについて十分な知識が身につけられるよう、関係府省庁、関係事業者・団体等が協力して取組を進めていきます。
2つ目は「家庭における話合い・ルールづくりの推奨」です。スマートフォンやソーシャルメディア等のリスクについて、家庭で話し合った上で、規則正しい生活習慣や正しく利用するための家庭でのルールを作り、守っていただけるよう関係府省庁・事業者等が協力して積極的に周知を行っていきます。
3つ目は「学校や地域・事業者のサービス提供における普及啓発活動の展開」です。春の卒業・進学・新入学の時期における学校行事やその他地域での研修会等の機会を活用し、また関係事業者のサービス提供において、スマートフォン等の安心・安全な利用に関し、青少年、保護者、教職員等の関係者の意識を高めるような普及啓発活動を積極的に行っていきます。
青少年が安心・安全にスマートフォン等を利用できるように、社会、学校、家庭が連携してリテラシー教育に取り組んでいく必要がありますね。
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投稿者 kksblog : 2015年02月03日 00:34