●ICTへの期待と今後の課題を読み解く「トッパン 教育情報化セミナー」 (2015年02月06日)
教育現場のICT化に関して、2015年2月11日(水・祝)に大阪、2月14日(土)に東京の2箇所で教育委員会・学校関係者を対象とした「トッパン 教育情報化セミナー」が開催されます。主催は凸版印刷株式会社、それぞれの会場で特別講演、パネルディスカッションが行われます。
ICT導入によって、きめ細かな指導の実現や,デジタル教材活用による学習理解の向上など、さまざまな革新的効果が期待されますが、環境設備・現場意識改革・法律の壁など、取り組まなければならない課題は山積しています。今、どの課題から取り組むべきか?どのような方法で解決するのか?その糸口を探ります。
大阪会場は、中野島フェスティバルタワー24Fで実施されます。第一部は特別講演、佐賀県教育委員会副教育長、福田孝義氏による「ICT利活用による新たな学校教育の可能性について」、そして奈良教育大学大学院教授、小柳和喜雄氏による「インストラクショナルデザイン〜授業方法と学習形態の工夫〜」です。休憩を挟んで第二部はパネルディスカッション、フューチャーインスティテュート株式会社の為田裕行氏をモデレーターに迎え、ICT利活用の促進、1人1台のタブレット、教職員のICTリテラシー向上、家庭との連携など現場で活躍されている教育委員会・学校関係者の方々による、それぞれの立場や視点を聞くことができます。
東京会場はトッパン小石川ビル2FのPLAZA21が会場です。第一部の特別講演では、大阪会場と同じく福田氏による講演および、金沢星稜大学人間科学部教授、村井万寿夫氏による「タブレット端末の活用を最適化する授業設計」です。第二部のパネルディスカッションは大阪同様、為田裕行氏をモデレーターに迎えて行われます。
いずれの会場のセミナーも、13時開場、入場は無料です。ただし参加には事前申込が必要で、参加申込は直接営業担当へ申し込むか、教育ICT事業開発本部へメールで問い合わせとなります。各会場の定員に達し次第、申込締切となります。
まだ本格導入とは言い難い段階のICT導入ですが、遠くない未来にはデジタル教材や児童・生徒の情報データベースが当たり前となるでしょう。多くの専門家や現場で体験してきた方々参加されるセミナーは、正しい知識、多くの情報を得るために役立ちそうですね。
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投稿者 kksblog : 2015年02月06日 11:05