●子どもの位置、指定エリアへの出入情報、教育機関向けGPSサービスを提供 (2015年02月09日)
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、NTTデータが提供する学校連絡網サービス「FairCastR」と株式会社NTTドコモ(以下:NTTドコモ)の法人向け位置情報サービス「かんたん位置情報サービス」を活用し、2015年4月1日より全国の教育機関に向けた位置情報サービス「FairCast GPS+(プラス)」を提供開始することを明らかにしました。
今回提供開始となるサービスは、NTTデータの「FairCast」とNTTドコモの「かんたん位置情報サービス」を連携した、教育機関向けのGPS位置情報サービス。専用の小型GPS端末を所持する子どもの位置情報を取得し、保護者や学校管理者に提供します。
主な機能は、以下の通り。保護者や学校は、パソコンやスマートフォンからインターネットを通じて子どもの位置情報を把握することが可能に。また、従来の位置情報サービスでは検索回数に応じて料金が上がること(従量制)が一般的でしたが、同サービスは検索回数に制限がなく、定額料金で何度でも子どもの位置情報を検索することができるようになりました。
一方で、子どものプライバシーへの配慮から、緊急時・災害時以外は位置情報を検索できないようにすることも可能に。
「かんたん位置情報サービス」が搭載する「エリアセンシング機能」は、NTTドコモが2015年4月より提供を開始する機能。この機能を利用することにより、GPS端末を持つ子どもが学校等の特定エリア(最小で半径50mの円型で設定可能)に出入りした際の情報を、保護者にメールで通知することができます。
特定エリアは、学校のほかに最寄り駅や塾など他2カ所まで追加設定することができるため、日頃の子どもの生活パターンに合わせた活用が可能です。
GPS利用により、学校側はセンサー設置などの新たな設備投資の必要がなく、安価かつ短期間でサービスを導入できます。
また、保護者側のメリットとして、駅や公園のようにセンサー設置が難しい場所でも、出入情報を通知する特定エリアに設定することが可能に。登下校はもちろん、塾や習い事といった学校以外の生活パターンに沿って、位置情報や特定エリアへの出入情報を把握することが可能となり、リアルタイムで子どもの位置情報の確認を行うことができます。
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投稿者 kksblog : 2015年02月09日 21:58