●自分で見つけた課題を探究する自然科学教室「科学の泉―子ども夢教室」 (2015年01月30日)
公益財団法人ソニー教育財団では、2005年より毎年8月に、自然や科学に興味・関心を持つ小学校5年生~中学校2年生を対象にした宿泊型自然科学教室、「科学の泉―子ども夢教室」を実施しています。塾長は2000年にノーベル化学賞を受賞した、白川英樹博士です。
第11回「科学の泉―子ども夢教室」の参加者を、2015年3月1日(日)から4月16日(木)までの期間、全国より募集します。このプログラムは、自然や科学に対する興味や関心を深め、自然の不思議を追及する楽しさを味わうことに鍬、ここで出会った仲間を通じてよりよい人間関係の構築を目指すことを目的としています。
第11回「科学の泉―子ども夢教室」は2015年8月2日(日)から7日(土)までの5泊6日、場所は長野県小県郡青木村を予定しています。定員は約30名、全国から集まった子どもたちが異学年のグル―プを作り、自然豊かな環境の中で6日間、“自ら考え、行動する”探究活動を行います。
昨年ん御プログラムでは、種類の違うカエルを水辺で捕まえてのビオトープ作り、ブナ林に生える多種多様なキノコの調査、オリジナルフードトラップを用いた昆虫採集など、子どもたち自らが考えた研究テーマで、仲間と共に「よく観察し、記録し、調べ、考える」活動を行いました。また、白川先生が発見した導電性プラスチックの実験にも取り組むなど、最先端技術も体感します。
応募条件は、学年の他に「本人が強く参加を希望し、保護者も本企画の趣旨に賛同している」などの要件があります。申込書、推薦書、課題作文、自己紹介文といった指定書類が必要で、用紙は財団ウェブサイトより2月12日(木)よりダウンロードできます。記入したものを郵送でソニー教育財団まで送付して応募します。
「科学の泉」のもう一つの特徴として、活動終了後もこれまでの参加者が集い、毎年3月に交流会を行っているということがあります。単なる科学教室で終わらず、その後も集まることで、互いに今興味を持って取り組んでいることや、その年の「科学の泉」での探究活動などを共有し、交流の輪が広がっていきます。もっと科学が学びたい、同じ科学好きな友達がほしい…そんなお子さんにぴったりですね。
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投稿者 kksblog : 2015年01月30日 00:12