●環境・社会を多面的に考える力を学ぶ 『ESD 全国学びあいフォーラム』開催 (2015年01月15日)
持続可能な開発のための教育「Education for Sustainable Development」これを略してESDと呼びます。一人一人が世界の人々や将来世代、また、環境との関係性の中で生きていることを認識し、持続可能な社会の実現に向けて行動を変革するための教育のことです。
このたび、環境省主催のESDセミナー・フォーラム『ESDを通じて学校が元気になる!地域が元気になる!―ESDセミナー2015・ESD全国学びあいフォーラム』が開催されます。教育関係者や学生など、ESDに関心のある方々を対象にした、東北地方をはじめ、全国各地のESDモデル事例が集まるイベントです。
日時は2015年1月25日(日)14:00~17:00、会場は東京駅近くのベルサール八重洲です。定員は150名、参加費無料で参加には事前申し込みが必要です。申込は東北地方ESDチャレンジプロジェクト事務局まで、郵送、FAX、またはe-mailで、1月23日(金)16時締切です。
当日のプログラムは、1部のセミナーと2部のフォーラムに分かれており、セミナーでは東北地方のESDモデル事例である小中学校2校の教員と連携する地域の方を招き、事例発表とパネルディスカッションを行います。フォーラムでは、全国各地のESDに取り組む学校とのポスターセッションが行われます。
ESDの具体的な説明には、単なる知識の習得や活動の実践留まらず、日々の取組の中に、持続可能な社会の構築に向けた概念を取り入れ、問題解決に必要な能力・態度を身につけるための工夫を継続していくことが求められている、とあります。このように言うと難しく聞こえますが、たとえば「ゴミの分別」といった取組に対し、「どのように役立っているのか」「なぜ自分たちが行うべきなのか」「他の人にも協力してもらうには何を説明すればいいのか」といった、さまざまな視点からの考え、工夫を考えることなのです。
こうした多面的な視点で考えていくことは、社会や個人が抱える問題を解決していく力を養うことにつながるでしょう。『学びあいフォーラム』で、ESDやこれまでの取組を学び、自分や周りにも活かしていくやり方を見つけてみませんか。
環境省主催『ESDを通じて学校が元気になる!地域が元気になる!』―ESDセミナー2015・ESD全国学びあいフォーラム―
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投稿者 kksblog : 2015年01月15日 10:37