●平成27年度「緊急スクールカウンセラー等派遣事業委託公募要領」が公開されています (2015年01月29日)
平成27年度「緊急スクールカウンセラー等派遣事業委託公募要領」が文部科学省のホームページで公開されています。
「緊急スクールカウンセラー等派遣事業」は、平成23年3月に発生した東日本大震災により災害救助法が適用された地域等において、被災した幼児児童生徒等の心のケア、教職員・保護者等への助言・援助等様々な課題に対応するために発足されたものです。
「緊急スクールカウンセラー等派遣事業」では、スクールカウンセラー・スクールカウンセラーに準ずる人を教育委員会や幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校等へ派遣するとともに、被災した幼児児童生徒・保護者の方達が、より気軽に相談できるよう電話相談を実施します。
そうすることにより、被災した子ども達が安心して学校生活を送ることができるように、教育相談体制を整備します。
なお、平成27年度予算成立後に直ちに事業が開始できるよう本予算成立前に始める公募となっています。そのため、国会における本予算成立までの間は、当該事業の実施の可否や事業内容、事業開始時期等に変更が生じる可能性があること、また、事業は予算成立後でなければ開始することができないこととなっています。
公募の対象は、事業を実施することが可能な自治体、および平成23年3月に発生した東日本大震災により災害救助法が適用された地域に所在する国立大学法人です。
提出期限は、平成27年2月12日(木)です。
事業の内容は、スクールカウンセラーを教育委員会または幼小中高等学校等へ派遣する事業のほか、スクールカウンセラーに準ずる人を教育委員会または幼小中高等学校等へ派遣する事業、適切な指導・助言ができるスーパーバイザーを配置しスクールカウンセラー・スクールカウンセラーに準ずる人の専門性を向上させる事業などです。
そのほかにも、被災した幼児児童生徒・教職員等の心のケアに資するためのソーシャルワークや学習支援、学校運営の補助等の支援活動事業、また、被災した幼児児童生徒・保護者等がより気軽に相談できるよう電話相談員を配置するといった電話相談体制を整備する事業などがあります。
こういった中から、希望するものを選択、実施することとなります。
体制がしっかりと整っていれば、対応にも安心できますね。
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投稿者 kksblog : 2015年01月29日 01:36