●平成27年度予算は前年度比588億円増の5兆5,574億円~文部科学省 (2015年01月21日)
文部科学省が平成27年度予算を発表しました。予算(案)は、前年度比588億円増の5兆5,574億円です。
一般会計が5兆3,378億円、復興特別会計が2,196億円の計5兆5,574億円。このうち、文教関係予算が4兆2,677億円、スポーツ関係予算が290億円、文化芸術関係予算が1,038億円、科学技術予算が9,680億円です。
教育再生実行会議の提言等を踏まえ、日本にとって大きな転換点となるオリンピック・パラリンピック東京大会開催の2020年までに「家庭の経済状況や発達の状況などにかかわらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子ども・若者、社会人が質の高い教育を受けることができる社会」を実現することを目指し、その取組を軌道に乗せるとともに、教育、文化・スポーツ、科学技術イノベーションを通じた地域や日本の再生を目指します。
文教関係予算は、教員の「質」と「数」の一体的強化に1兆5,328億円、学校を核とした地域力強化プランに67億円、初等中等教育段階におけるグローバル人材の育成に201億円、国立大学改革の推進に92億円、学校施設等の耐震化、老朽化対策等に1,224億円などを計上しています。
スポーツ関係予算は、290億円。スポーツ庁を創設し、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて選手強化費を充実するとともに、スポーツを通じた地域活性化やスポーツによる健康増進、国際貢献などに取り組み、スポーツ施策を総合的に推進します。
文化芸術関係予算は、1,038億円。世界に誇るべき「文化芸術立国」の実現を目指し、「日本遺産」などの文化遺産を活用した地域の活性化方策への重点支援、2020年の文化プログラムを見据えた地域の魅力ある文化芸術の取組への支援や日本文化の発信など、文化を起爆剤として地域と日本の再生を図ります。
科学技術予算は、9,680億円。「日本再興戦略」及び「科学技術イノベーション総合戦略」において、地域資源を活用した新産業の育成、国際社会の先駆けとなる健康長寿社会の実現、世界に先駆けた次世代インフラの構築などをめざします。
教育、文化・スポーツ、科学技術イノベーションの再生、発展により、日本の明るい未来がひらけることが期待されますね。
« インターネットで子どもの保護を強化するためのガイドライン、日本語版公開 | トップページへ
最新記事一覧
- 平成27年度予算は前年度比588億円増の5兆5,574億円~文部科学省(2015年01月21日)
- インターネットで子どもの保護を強化するためのガイドライン、日本語版公開(2015年01月20日)
- 閣議決定による平成27年度文部科学省税制改正事項を発表
- 高校生の国際競技「グローバルエンタプライズチャレンジ 2015」の参加者を募集しています(2015年01月19日)
- 自治体や企業による「子育て支援連携事業」全国会議を開催~内閣府(2015年01月16日)
- 大阪市学校教育ICT活用事業タブレット端末等の入札を中止
- 高校で実践中の指導法を学べる「TOEFL iBT 指導者向け養成講座」
- 第7回「海外児童日本体験プログラム」海外参加校の応募受付が開始しています
- 18名の代表が英語で課題解決をスピーチ「第8回全国高等学校英語スピーチコンテスト」観覧者募集(2015年01月15日)
- カルピス、 中高生がもっとも受けたい授業として2年連続で大賞受賞
- 環境・社会を多面的に考える力を学ぶ 『ESD 全国学びあいフォーラム』開催
- アジアの子どもの「将来就きたい仕事」に関する調査
- 「地方大学を活用した雇用創出・若者定着の取組」を実施~総務省(2015年01月14日)
- 「平成27年度総合的な教師力向上のための調査研究事業」委託先公募開始
- 私立学校施設の耐震改修状況等の調査を実施~文部科学省(2015年01月13日)
投稿者 kksblog : 2015年01月21日 18:01