●教育関係者が教育に関する情報交換や交流を行えるサイトの運用開始 (2014年12月25日)
国立教育政策研究所が、『教育情報共有ポータルサイト(CONTET」』の運用を開始しました。
初等中等教育に携わる教職員及び教育関係者が都道府県や市町村の垣根を越えて、教材・指導資料など教育に関する様々な情報を集積・共有するとともに、同じ目的や関心を持ったユーザーがグループを形成し、授業や学校運営上の工夫等についての情報交換・交流を行えるサイトです。
教職員や教育関係者が、日々の授業や学校運営に役立てることを目的としています。
具体的な機能としては、まず、都道府県及び市町村の教育委員会、教育センター、文部科学省、国立教育政策研究所等が持つ有用なコンテンツを共有できます。現在、3,000件を超えるコンテンツが登録されています。
例えば、小学校の「授業ワンポイントレッスン」コンテンツは、教科ごとに授業改善のポイントや事例を紹介、中学校の「授業のデザイン」コンテンツでは、確かな学力を身に付けさせる授業をデザインするための参考資料として、題材づくりや授業づくりについて、事例を紹介しています。
各教科研究会、学校内の研究グループなど、同じ目的や関心を持ったユーザーがグループを形成し、情報交換や交流を行うことができます。また、掲示板の利用により、各種研究会、講演会、研修会等の開催情報や、文教行政の最新動向等についての情報を、広く発信・共有することができます。
なお、全国から収集した教材・指導資料等のコンテンツを、学校種、教科等に分類したカテゴリー検索や、任意のキーワードによる絞り込み検索をすることができ、日々の授業に役立つ有用な情報を効率的に入手することができます。授業や学校運営上の工夫等についての情報の入手、発信ができることで、児童生徒の指導の一層の改善・充実が期待されます。
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投稿者 kksblog : 2014年12月25日 10:13