●親のスマホ習慣が子どもの利用にも影響~未就学児のスマートフォン利用調査結果 (2014年12月15日)
母親目線で教育現場でのネット利用安全教育を実施している NPO 法人 e-Lunch(イーランチ)が、1歳から6歳の幼児の保護者1,158人を対象に「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」を実施しました。
この調査の結果から、保護者のスマートフォンやタブレットの利用時間が増えると、子どものスマホを利用する時間も増えることがわかりました。
また、62%の家庭が「スマホを利用するときのルール」を定めている一方で、約50%の家庭では、子どもが利用するスマホに対し、ウイルス対策やフィルタリングなどの安全対策を施していないということが、わかりました。
スマホの利用時間についてですが、スマホを週2日以上利用する習慣は、1歳児では18.2%、2歳児ではその倍以上の47.4%で、親の1日のスマホ利用時間がゼロの場合は、69.2%の子どもが利用時間ゼロ、親が15分利用している場合は、利用時間ゼロの子どもが16.1%減少し、53.1%でした。
親の1日のスマホ利用時間が30分の場合は、利用時間ゼロの子どもが31.2%に減少し、32.5%の子どもが親と同じ30分、またはそれ以上の時間スマホを利用していることが、わかりました。
子ども達のスマホの利用目的は、どの年齢でも写真や動画を撮ったり見たりという使い方が多くを占めていました。
1日2時間以上利用している子どもについては、「動画を見たりゲームで遊んだりする」という回答が多くなります。
こうしたことから、子どもが単独でスマホを使い続けていることが、推察できます。
スマホが手軽な分、ついつい子どもに与えてしまいがちですが、子どもには良くない影響になっているようですね。
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投稿者 kksblog : 2014年12月15日 22:45