●約8割が東京オリンピックで来日する人たちと交流したい 大学生への意識調査 (2014年12月05日)
大学生意識調査プロジェクト「FUTURE2014」では、その調査結果をまとめ、東京広告協会のホームページに掲載しました。このプロジェクトは、首都圏の大学でマーケティングを学んでいる大学生によって結成され、1995年より続いているもので、企画・実施・分析など一連の作業を、全て大学生自らが行っています。
この調査の目的は、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定し、国内外問わず今まで以上に「日本」が注目されてはじめています。また、富士山や日本食の世界遺産登録、諸外国との外交問題もあり、普段の生活の中でも「日本と世界」を自然と意識する機会が多くなっています。こうした環境変化の中、間もなく社会に出る大学生が、この「日本」をどのように評価し、「世界」とどのように向き合おうとしているのかを探ります。
調査の結果によると、大学生の9割以上が「日本が好きか」という設問に対し「好き」と答えており、中でも5割が「大好き」と答えています。一方で「世界に通用するか」という問いに対しては「自信が無い」人が多いようです。「世界に通用する人間になりたいか」は約7割が「そう思う」と答えていますが、「通用する自信があるか」には約8割が「自信が無い」と答えています。
「日本」オリンピックの開催国に「ふさわしい」と回答した大学生は81.8%、東京オリンピック・パラリンピックを機に、「日本が良い方向に変わると思う」と回答した大学生は79.9%でした。多くの学生が東京オリンピックについては良いイメージを持っているようです。
世界に通用する自信はなくとも、意欲はあるようです。東京オリンピック・パラリンピックにおいて、約6割の大学生が「来日する外国人の人たちと交流したい」と考えており、積極的な意識を持っていることがうかがえます。文部科学省でも、英語教育の充実、強化について2020年を目標としています。オリンピックはスポーツ界、経済界だけでなく、教育にも大きな影響力を持っているようですね。
« カンコー学生服による学校ダンス授業支援「教員向け研修会」について文部科学省副大臣が激励 | トップページへ 「ひな」にちなんだ俳句を募集「吉徳ひな祭俳句賞」 »
最新記事一覧
- 「福島の子どもたちに寄り添う先生への応援講座」いわき市で4回開催<参加者募集>(2014年12月16日)
- 親のスマホ習慣が子どもの利用にも影響~未就学児のスマートフォン利用調査結果(2014年12月15日)
- 企画競争「学校の総合マネジメント力の強化に関する調査研究」~文科省
- 松阪市の中学校で「ICT機器の利活用」をテーマにした研究発表会を開催
- 高校の遠隔授業システム「VQSコラボLearning」の無償提供を開始(2014年12月12日)
- 1位は「関東甲信を中心に2週連続の記録的な大雪」お天気10大ニュース・ランキング~日本気象協会(2014年12月11日)
- 「PEG」1周年、こども向けプログラミング学習関連イベントを開催(2014年12月10日)
- ビジネスアプリ開発の学生プログラミングコンテスト、各賞が決定(2014年12月09日)
- 缶のデザイン案投票キャンペーン実施中~「一般缶」の知識普及・利用促進をめざして
- 「ひな」にちなんだ俳句を募集「吉徳ひな祭俳句賞」(2014年12月08日)
- 約8割が東京オリンピックで来日する人たちと交流したい 大学生への意識調査(2014年12月05日)
- カンコー学生服による学校ダンス授業支援「教員向け研修会」について文部科学省副大臣が激励
- アクティブラーニングを活用した教育力の強化のためのハンドブック(2014年12月02日)
- 富岡製糸場が次年度の団体予約を開始【12月16日より】
- 「ESD」をキーワードに環境問題と向き合う~「こども環境白書2015」(2014年12月01日)
投稿者 kksblog : 2014年12月05日 08:33