●松阪市の中学校で「ICT機器の利活用」をテーマにした研究発表会を開催 (2014年12月15日)
小中学校でも、教育のICT化が進んでいます。電子黒板やプロジェクター、児童・生徒一人一人がタブレットを使っての授業などを実施している学校の話題を聞くことが多くなってきましたが、未だ地域差や自治体による差があったり、その活用方法を模索していたりと、まだまだ発展途上という印象があります。
三重県松阪市立殿町中学校では、松阪市における平成26年度の「教育の情報化」推進事業を受け、平成27年1月14日(水)に当該事業の研究発表会を、「協働学習へのアプローチとそれに向けたICT機器の利活用」をテーマに行う予定です。参加対象は教員や学校管理職、教育委員会等の職員で、平成26年12月19日(金)まで、同校のホームページで参加申込をおこなっています。
「教育の情報化」推進事業で、殿町中学校では平成26年度後期より生徒一人一台のタブレット端末(iPad)を活用し、ICT機器や環境が整備された中で協働学習へのアプローチの実践と検証を進めています。この度開催される研究発表会では、この取り組み内容と成果などを報告するためのものです。
当日は公開授業と、全体会(研究概要・講演会)が予定されています。公開授業では中一数学・中一英語・中二理科・中二音楽の各授業が公開され、授業の中でタブレット端末がどのように活用されているか、実際の現場を観て学ぶことができます。その後の全体会では、三重県教育工学研究会会長・南島東小学校の中村武弘校長を講師に招いた講演会が行われます。
これからの教育の形であるICTについては、どんな使い方があるか、その長所や欠点など、今から分かっていくことも多いでしょう。そのスタート地点で教育を受ける子どもたちのためにも、このような研究会を活用してICT教育を洗練されたものにしてもらいたいものです。
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投稿者 kksblog : 2014年12月15日 13:51