●大分県立玖珠農業高校が優勝「全国高校生みんなDE笑顔プロジェクト」~農家や地域を笑顔にするアイデア (2014年11月28日)
全国農業協同組合中央会(JA全中)は、“農家や地域を笑顔にする”アイデアを募集するコンテスト「全国高校生みんなDE笑顔プロジェクト」の決勝大会が11月23日(祝・日)に東京農業大学世田谷キャンパスで開催されました。この大会には全国116校157チームがエントリーし、この日決勝大会には6チームが出場。プレゼンテーションを経て、優勝は大分県立玖珠農業高等学校に決定しました。
玖珠農業高校は、「バークを中心とした循環型農業の展開~校内から地域へ~」をプロジェクトタイトルとしたプロジェクトをプレゼンしました。日本有数のスギの林業地として知られる地元で、製材時にはがされる樹皮(バーク)の処分が課題となっていることに生徒らは着目。そのバークを熱圧してボード化し、培地として使う「バークマット」を開発し、トマトを栽培しました。循環型農業経営で地元農業の活性化を目指す若い力に大いに期待が持てますね。
準優勝は京都府立海洋高等学校「京都海洋、ウニ・ヒトデのリサイクル~新たな価値の創造~」、優良賞は福島県立郡山北工業高等学校「アブに苦しむ畜産農家と牛も笑顔に『アブDA農』」、新潟県立新発田商業高等学校「芝three芝show『パワーリーフ』の知名度UPを目指して」、静岡県立藤枝北高等学校「天然糀菌による発酵文化の復活~米の花を紡ぐ物語 日本酒編~」、広島県立油木高等学校「獣害から新たな資源へ~農村の6次産業の可能性~」の4校が受賞しました。
「全国高校生みんなDE笑顔プロジェクト」は、今年で6回目の開催となりました。全国の高校生が“農家や地域を笑顔にする”アイデアを募集し、高校生ならではの斬新な発想と行動力で農家や地域を笑顔にし、その活動を波及させることで日本中を元気にしていこうと行われています。
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投稿者 kksblog : 2014年11月28日 14:34