●英語運用能力試験「ILETS(アイエルツ)」に関する3つの奨学金制度 (2014年11月28日)
英語運用能力試験といえば、日本ではTOEIC(R)が知られていますが、IELTS(アイエルツ)も世界135カ国で開催されている国際的な試験です。イギリスやオーストラリア、カナダなどで大学・大学院でスコアが出願の基準となり、アメリカでも入学基準にIELTSスコアを認める教育期間が増えています。
ブリティッシュ・カウンシルは日本においてIELTSの運営を行っている国際交流期間です。ブリティッシュ・カウンシルは北米奨学金事務局と共に、日本在住者を対象としたIELTSに関する奨学金として、2者あわせて3つの奨学金制度を提供しています。
東アジア地区のブリティッシュ・カウンシルが主催する「ブリティッシュ・カウンシルIELTS奨学金」、日本のブリティッシュ・カウンシルの「IELTS Study UK奨学金」、IELTS北米奨学金事務局による「IELTA北米奨学金」の3つで、応募時点で日本在住であることの他、それぞれに進学先、IELTSのスコアなどの条件があります。
「ブリティッシュ・カウンシルIELTS奨学金」は2015年度に、日本国内または国外の大学・大学院、IELTSのスコアを入学資格の一部として採用している高等教育機関に進学を予定している人が対象です。その他の応募資格として最新のIELTSを海外のブリティッシュ・カウンシルまたは日本国内で受験したことなどがあります。
「IELTS Study UK奨学金」は英国の大学・大学院に2015年中に進学する、またはすでに留学している人が対象です。留学中、留学終了後に渡り、IELTS大使としてIELTSと留学に関しての広報に協力することも応募資格の一つです。「IELTA北米奨学金」は、進学・留学先が米国またはカナダの大学・大学院となります。こちらもIELTS大使としての活動をすることが応募資格に含まれています。
TOEFLと比べて、まだ実施回数・会場の少ないIELTSですが、留学先など条件の当てはまる人は、IELTSの受験、その先の奨学金を考えてみてはいかがでしょうか。これらの奨学金制度が、学びたい気持ちの後押しになってくれるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2014年11月28日 10:50