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日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー (2014年10月30日)

kyoto_141030jpgシュプリンガー・ジャパン株式会社は、日本の大学の国際的な競争力を高めるための支援として、大学経営陣を対象とした〝大学の国際化〟について討論する「シュプリンガー・エグゼクティブ・セミナー」を10月24日に開催しました。さらに、今回のセミナーに付随して、11月7日(金)に、図書館員を対象にしたフォーラムを行う予定です。

シュプリンガー社は、ドイツに本社を置く世界有数の国際学術出版社です。英文学術雑誌・書籍などの出版を通じ、最先端の学術情報の提要と、国内の研究者のみならず留学生や海外からの研究者のサポートをミッションとして活動しています。世界25カ国に拠点大木、オープンアクセス出版社としては、世界最大規模を誇ります。

シュプリンガー・エグゼクティブ・セミナーは、日本国内の大学関係者、主に大学経営に関わる理事、国際・研究推進、さらに教育担当を中心とする約40名の教職員が参加しました。高等教育の国際競争力の向上を目的に、日本政府は留学生や海外研究者の招聘を増やす政策を実施していますが、このセミナーでは各大学がその政策を受けて、いかに国際化推進を進めるかを考えるサポートの一環として開催されたものです。

一橋大学 国際教育センター教授、太田浩氏による基調講演、『大学の国際化 グローバル時代における大学改革』のほか、同志社大学 国際教育インスティテュート所長、グレゴリー・プール氏、立命館大学 国際関係学部教授、石原直紀氏がケーススタディとして考察を述べました。ここから参加者同士のディスカッションにおいて、授業の英語化における課題や職員の英語対応力、各大学の国際化の取り組み項目の優先順位の違いなどが議論されました。

このセミナーを受けて開催されるフォーラムは、パシフィコ横浜で開催される、図書館員を対象にした図書館総合点において行われます。国際化に伴う図書館のあり方、図書館及び図書館員に求められる役割についての講演が行われます。このように国際化が重要課題となってきた時代に、初等、中等教育においても生きた英語教育がますます重要となってくるでしょう。

大学の戦略的国際化を考える—教育の国際化推進と留学生の受入を軸に 大学の有識者が京都にて討論



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投稿者 kksblog : 2014年10月30日 11:56


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