●国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省 (2014年10月31日)
日本政府と国連教育科学文化機関(ユネスコ)の共催により、『持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議』が開催されます。
ユネスコ加盟国から、閣僚級をはじめ約2,000人の参加を得て、「国連ESDの10年」(2005~2014年)を振り返るとともに、2015年以降のESDの更なる推進方策について議論する予定で、日本で開催される過去最大規模のユネスコの会議になります。
閣僚級会合及び全体の取りまとめ会が、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場にて11月10日から12日まで、ステークホルダー(国連機関、研究者、学校関係者、民間企業、NPO等)の会合は岡山県倉敷市にて11月4日から8日まで、それぞれ開催されます。
「ESDに関するユネスコ世界会議」では、「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」(GAP)の具体的な実施に向けて、各ステークホルダーがESDを更に強化し、そのための行動を起こすことを宣言する「あいち・なごや宣言」を採択する予定です。「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」とは、「国連ESDの10 年」の後継プログラムで、5つの優先行動分野(政策的支援、機関包括的取組、教育者の育成、若者の参加の支援、地域コミュニティの参加の促進)を定め、ステークホルダーからコミットメントという形で2015年以降の具体的な計画を収集し、2015年以降のESDの取組を推進します。宣言は、ESDの重要性を確認し、これまでの成果を総括するとともに、GAPの実施に向けて全てのステークホルダー、加盟国、ユネスコへ呼び掛けを行う内容となっています。
名古屋国際会議場では、一般の方が参加できるさまざまなイベントとして、ブース・ポスター展示、ESD交流セミナー、子ども会議などが開催されます。入場はWEBサイトにて申し込みが必要です。岡山コンベンションセンターでも特別イベントが開催されます。
持続可能な開発に向けた進展を加速するために、教育及び学習の全てのレベルと分野で行動を起こし拡大していくことを目標に、よりよい未来を築くための教育の新たな方向付けになることが望まれます。
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投稿者 kksblog : 2014年10月31日 16:32