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小、高の約3人に1人、中学生の約2人に1人が家庭学習にPC、ネットを利用 (2014年10月20日)

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株式会社デジタル・ナレッジは、小・中・高校生の保護者(母親)100名を対象に、家庭学習における子どものパソコン(タブレット端末含む)・インターネット利用状況を調査。2012年に実施した同調査結果と比較した定点観測を行いました。

その結果、小学生・高校生の約3人に1人、中学生の約2人に1人が家庭学習にパソコン・インターネットを利用していることが明らかとなりました。全体の利用率は2012年に比べ横ばいですが、小学生の利用率が26.5%→35.3%と伸びているのが注目されます。

利用内容としては、子どもの年代に関わらず「調べもの」に多用されているほか、2012年に比べ「通信教育」や「教材ソフトを使った学習」が増えています。

しかしながら、パソコン・インターネットを利用した家庭学習に対する好感度は、「大変好ましい」「やや好ましい」が36%→23%に減少、「好ましくない」「あまり好ましくない」が21%→28%と増加するなど、保護者側の受け止め方がやや厳しくなっています。

パソコン・インターネットを利用した学習の課題としては、「学習ついでにゲームや勉強以外の時間が増えそう」「検索・調べものは便利だが本当の学力になるのか心配」など、学習に集中できる仕組み作りや学力・思考力低下を懸念する声が多く聞かれました。

一方で、「大変好ましい」「好ましい」と回答した人に、今後利用時間を増やしたいか尋ねたとところ、「増やしたい」が16.7%→30.4%と大幅に増加。こうしたことから、パソコン・インターネットを利用した家庭学習は、一部の家庭において一定の効果を上げるなどして非常に好意的に受け止められてることがわかりました。

パソコンやインターネットを利用した学習を行う場合には、利用方法や利用時間を決めるなど、家庭内でよく話し合っておくことが大切ではないでしょうか。

小・中・高校生のパソコン(タブレット)・インターネットを利用した学習に関する定点調査報告書 | eラーニング戦略研究所



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投稿者 kksblog : 2014年10月20日 22:46


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