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青少年のインターネット・リテラシーの実態を調査~総務省 (2014年10月08日)

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総務省が、青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査を実施し、結果概要を「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」として取りまとめ、公表しました。

青少年のインターネット・リテラシーを測るテストを、全国の高等学校1年生相当に対し、アンケートと共に行い、結果を集計・分析して青少年のインターネット・リテラシーの実態を明らかにしています。調査結果より、青少年全体の正答率は70.2%と昨年度(68.9%)より1.3ポイント上昇しました。

スマートフォン保有者は全体の88.1%で、昨年度(84%)より上昇。また、インターネットに接続する際、最もよく利用する機器についても、スマートフォンが全体の80.1%と昨年度(75%)より上昇しています。

平日1日当たりの使用時間をみると、スマートフォンは「1~2時間未満」が最も多く、スマートフォン以外の機器は「1時間未満」が最も多い結果に。一方で、休日1日当たりの平均使用時間では、スマートフォンは「2~3時間未満」が最も多く、「6時間以上」使用する青少年が、15.7%もいることがわかりました。

SNSについては、一度も会ったことのないSNS上の友人数が「11人以上」の青少年は19.3%で、チャットグループ数は「6~10」が最も多い結果に。一度も会ったことのないSNS上の友人数やチャットグループ数は、男子よりも女子の方が相対的に多いようです。

フィルタリングについては、年々、認知度は高くなっていて、フィルタリングの意味を適切に理解している青少年の正答率は72.6%。フィルタリングの意味を適切に理解していない青少年(66.6%)より正答率が相対的に高い結果でした。また、スマートフォンやSNSを使う際、家庭でのルールがない青少年の方がフィルタリング等を利用していないことがわかりました。なお、家庭のルールがある青少年(71.5%)は、家庭のルールがない青少年(69.5%)より正答率が高く、リテラシーが高い結果でした。

90%以上の青少年がインターネットのプラス面を感じています。インターネットがますます青少年にとって身近になる中、青少年がインターネットを安全に安心して活用するためには、インターネット・リテラシーの向上が急務です。そして、インターネットを利用する際のマナー等を啓発しつつも、より前向きに上手に利用することを促すことも重要です。


「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表 | 総務省



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投稿者 kksblog : 2014年10月08日 13:51


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