●アンパンマンと楽しく遊んで学べるタブレット『コドなび!』新発売 (2014年10月07日)
株式会社バンダイは、同社初の幼児向け本格タブレット端末『コドなび!』を10月25日(土)に発売します。この商品は東京学芸大学と、NPO東京学芸大学未来研究所との共同研究によって開発されたもので、全国の玩具店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネット通販などで販売される予定です。
『コドなび!』のアプリには、合計150種類以上のオリジナル学習メニューが収録されており、タブレットで学習した内容を実体験に移したり、遊びの中で自然と学べたりする新発想の学習プログラムを多数取り入れています。タブレットの使い方や学習の進め方は、子どもたちに大人気の「アンパンマン」のキャラクターたちが楽しく教えてくれます。
実体験につながる学習メニューとしては、タブレットに表示された図形と同じ形の物を、身の回りから探す「これはどこかな?」や、歌と映像で歯みがき習慣をつけられる「はみがきできるかな」などがあり、子どもたちの生活週間や身の回りへの興味を促します。
東京学芸大学、東京学芸大子ども未来研究所との共同研究からうまれた学習プログラムでは、遊びの中で自然と学べる仕掛けがたくさん詰め込まれています。「もじのあなうめ」では、「く○」に対して「つ」「ま」「も」など、選択肢のどの文字を入れても正解する質問設定で、楽しく学習が進められます。「もののなまえ」は、実写や動画を見ながらものの名前を学ぶことができます。
保護者向けには、子どもの日々の学習記録をもとに、育まれている力を確認したり、もっと遊んで欲しいアプリを保護者からすすめたり、といったことができる『まなびナビ』を搭載しています。また、Wi-Fi接続をすればインターネットやメール、アプリのダウンロードができます。さらにインターネットへの接続の有無や時間の制限ができる「Wi-Fiロック機能」、遊ぶ時間を設定できる「遊びすぎ防止機能」など、安心の機能もついています。
今後は学校でもICTが普及して、タブレットを学習に使うことが普通になってくると考えられます。デジタルネイティブ世代の子どもたちにとって、実にタイムリーな学習玩具と言えるのではないでしょうか。またタブレットの中だけでなく、生活や身の回りのものに視線が向くような仕掛けもあるので、デジタル漬けを心配する保護者には安心ですね。
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投稿者 kksblog : 2014年10月07日 08:26