●「解明:デジタル教科書の現状と展望」でデジタル教科書の今を学ぶ (2014年09月18日)
日本教育メディア学会は、教育メディア研究に携わる者の協力により、教育メディア研究の学術的水準を高め、その普及発展を推進することを目的としています。この度、同学会ではワークショップ「解明:デジタル教科書の現状と展望」を開催、参加を受け付けています。
日時は、2014年9月27日(土)13時15分から16時30分まで、東京・八丁堀にある内田洋行東京ユビキタス協創広場CANVASにて行われます。現在、参加申込をメールで受け付けています。ワークショップの参加費1,000円、ま
ワークショップは、講演とパネルセッションで構成されています。講演は全部で3つ、それぞれに「研究者の立場から」「実践者の立場から」「開発者の立場から」をテーマに、各分野でデジタル教科書と関わっている学会の委員が講師として壇上に立ちます。
研究者の立場としては、国立教育政策研究所の白水 始氏が「指導と評価のハブとしてのデジタル教科書」というタイトルで、実践者の立場としては、新潟の日本デジタル教科書学会から片山敏郎氏が「デジタル教科書と情報リテラシー」というタイトルで、講演を行います。最後に開発者は、光村図書出版の森下耕治氏による、「国語デジタル教科書のこれまでとこれから」というタイトルです。
パネルセッションは、「再考:デジタル教科書の現状と展望」と題して、講演で前出の3氏に加え、熊本市教育センターの前田康裕氏がパネリストとなり、園田学園女子大学の堀田博史氏がコーディネーターをつとめます。
デジタル教科書の普及は進んでいるものの、まだ全国的な広がりとは言えず、地域によってばらつきがあるようです。ハードウェア、ソフトウェアのコストの問題、技術的な問題など、普及に向けてはまだ解決すべき問題が数多く残っています。しかし、現場としては逆に、普及までのタイムラグを勉強期間として捉えるのもいいかもしれません。様々な角度からデジタル教科書について知ることのできる機会、参加してみてはいかがでしょう。
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投稿者 kksblog : 2014年09月18日 11:34