●「青少年のインターネット利用に関するアピール」を公開 (2014年09月16日)
公益社団法人日本PTA全国協議会が、『青少年のインターネット利用に関する新たなアピール』を策定し、公開しました。
子どもたちを取り巻くインターネット環境は、従来の携帯電話だけでなくスマートフォンや携帯ゲーム機・音楽プレーヤーなどの多様なインターネット端末機器や無線LANによるインターネット接続など端末と電波の組み合わせなどにより、複雑な環境となっています。これにより、新たなインターネット利用に関する環境整備が必要となっています。
現状のインターネット利用環境を踏まえ、子どもたちを取り巻く多様なインターネット環境における保護者等の対応を共有することを目的に、『青少年のインターネット利用に関する新たなアピール』は策定されました
青少年のインターネット利用に関する新たなアピール
1. 保護者は子どもの携帯電話・スマートフォン等の所持に関して、責任を持つ。
2. 保護者は子どもが利用する様々なインターネット接続機器を把握し、ペアレンタルコントロールをおこなう。
3. 保護者はインターネット端末機器の所持に関わらない情報モラル教育や情報活用能力の育成をおこなう。
4. 日本PTAは保護者のペアレンタルコントロールや情報リテラシー・モラルに関しての理解・共有を促進する。
5. 日本PTAは青少年が利用するインターネット環境整備に関し、あらゆる関係機関と連携・協力する。
小中学校内は原則持ち込み禁止としながらも、学校への携帯電話の持ち込み禁止や使用禁止を行うだけでは、子どもたちを「ネット上のいじめ」やインターネット上の違法・有害情報が守ることは難しくなっています。情報化の影の部分を踏まえた情報モラル教育の推進や、インターネットの適切な利用に関する教育の推進が重要となっていることからも、学校と保護者をつなぐPTAの活動により、一体となって有害環境から子どもたちが守られるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年09月16日 16:30