●内閣府「青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック」を作成 (2014年09月04日)
内閣府は、「青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック(保護者・教職員・指導員向け)」を作成しました。このハンドブックは、平成26年8月から12月にかけて全国6会場で行われる、「青少年のインターネット利用環境づくりフォーラム」にて、当日資料として配布されます。
内閣府の取組のほか、警察庁、総務省、文部科学省など、各省庁の青少年とインターネットに関する取組や、地方公共団体の取組事例が紹介されています。さらに、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構、インターネットコンテンツ審査監視機構、ソーシャルゲーム協会といった一般社団法人の紹介、子供向け・保護者向けの啓発資料などが掲載されています。
国としての取組は、青少年インターネット環境整備法及び基本計画(第2次)があります。「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」は、青少年の適切なインターネット活用能力修得、青少年の有害情報の閲覧機会等の最小化、民間主導、これらを基本理念として、平成21年4月1日に施行されました。
ここから、情報端末の多様化、インターネットの普及などの流れをうけ、特に留意すべき点として、スマートフォンをはじめとする新たな機器への対応、保護者に対する普及啓発の強化、国・地方公共団体・民間団体の連携強化を挙げています。
青少年のインターネットの利用については、国や警察などで先導すべき点もありますが、まずは家庭や学校、そして当事者である青少年一人一人がどう使うべきか、数多の情報をどう見極めるか、といったことを考えること、そのためのスキルを磨くことが大切といえるでしょう。そのためにも、大人がこうしたハンドブックを利用して知識を磨き、子どもたちを見守り、導くことが大事ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2014年09月04日 12:48