●『青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック』を作成 (2014年09月02日)
内閣府が、保護者・教職員・指導員向けの『青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック』を作成しました。
近年、スマートフォンや多様なインターネット接続端末の登場により、様々な場所や端末からインターネットを利用することが可能となるなど、急速にインターネット利用の形態や場面が変化しています。とりわけ青少年に関しては、個人や家庭での利用のみならず、学校教育の中でも活用されており、インターネットは欠かせない重要なコミュニケーションツールとなっています。
他方で、インターネットを利用して青少年が児童ポルノ事犯や無料通話アプリのIDを交換する掲示板等に起因する犯罪や各種のトラブルに遭う事例が絶えないなど、少年の非行及び被害の両面において予断を許さない状況になっています。
このような状況を踏まえ、政府では、「青少年インターネット環境整備法」及び「基本計画」に基づき、関係機関・団体と一体となって、青少年が安心してインターネットを利用できる環境の整備に努めています。
ハンドブックでは、内閣府、警察庁、総務省、文部科学省、法務省人権擁護局・法務局、経済産業省といった国の機関の取組を掲載。例えば警察庁は、 出会い系サイト等に起因する各種事犯の発生状況及び対策、サイバー防犯ボランティアの育成・支援、インターネット・ホットラインセンターにおける取組等を行っています。文部科学省では、「情報通信の安心安全な利用のための標語」活動、「e-ネットキャラバン」を実施しています。
地方公共団体については、北海道、宮城県、埼玉県、岐阜県、京都府、福岡県、沖縄県の取組事例を掲載しています。
その他にも一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構や安心ネットづくり促進協議会などの団体の取組内容、無料の安心ネットづくり出前講座や配布教材、関係機関・団体の連絡先についても掲載しています。
青少年のインターネット利用環境整備に係る活動・指導等に活用するといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年09月02日 21:12