●子どものデジタル環境の現状と保護者の意識についてのアンケート (2014年09月01日)
株式会社ジェイアイエヌ(JINS)が、「ブルーライト研究会」監修のもと小学4年生~中学3年生の子どもを持つ保護者1,200人を対象に「子どものデジタル環境の現状と保護者の意識」につて、アンケート調査を実施しました。
最近、「子どものスマホ依存」が、社会問題となっています。厚生労働省が2014年3月に発表した「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」では、子どもの夜更かしが睡眠に悪影響を及ぼす要因に「就寝前の携帯電話の使用」を挙げています。
就寝前にスマートフォンや携帯電話を使用することは、単に夜更かしを助長するだけではありません。デジタル機器から発せられて、体内時計のリズムを狂わすと言われているブルーライトの影響も多大な問題となります。
子どもの眼は、その眼の中でレンズの役割となる「水晶体」が透明で、大人よりも紫外線やブルーライトの影響を受けやすいと言われています。
こうした現状を受け、JINSでは子どもを取り巻くデジタル環境の課題と対策に向けた取組の必要性を明らかにするため、このたびの実態調査を実施することとなりました。
調査結果で、以下のことがわかりました。
まず、中学生が最も長時間使用しているデジタル機器は「スマートフォン」で、その平均使用時間は、平日では1日に80分、休日では1日に100分となっています。中学生の使用目的の1位は「LINE」でした。
また、デジタル機器の使用開始年齢も低くなる傾向にあります。使用開始年齢が最も低かったデジタル機器は「テレビ」で、次いで「携帯用ゲーム機」となっています。
将来の健康のためにも、子どもたちの大切な眼は、まわりの大人が一緒に守ってあげないといけませんね。
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投稿者 kksblog : 2014年09月01日 23:53