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国内初、小中高でもLMS利用法の習得、海外のMOOC体験が可能に (2014年09月10日)

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レゾナント・ソリューションズ株式会社は、海外の有名大学の授業が受けられるMOOCの受講を支援するCanvas MOOCを、国内では初(同社調査)となる米国Instructure社提供のオープンソースで開始しました。

自宅から海外の有名大学の授業が受けられるMOOC(Massive open online course:WEB上で無料参加可能な大規模講義)の利用が世界的に増えている中、同社はオープンソースLMSのMoodleを使用したMOOC構築プラットフォーム「OpenMOOC LMS」の提供を行っています。

今回提供のCanvas MOOCは国内でのMOOC利用促進(東京大学は今年の秋にコーセラ:米国で開講、京都大学では来春よりedX:米国で開講)、教育機関(小中学校、高校、大学等の教員、科目ごと)からMOOCコンテンツを発信できるサービスの提供を開始。

サービス概要としては、1.MOOC利用コースで海外のMOOCサイトの利用方法が学べる。2.コース(授業)単位でMOOCコンテンツが開設できる。3.特定利用者に向けたクローズな環境でも開設できるので、小学校で復習用途のコース、塾に通えない(距離、時間等の問題)生徒向けの授業も行える。

4.学校、塾や大学の学部、学科ごとに専用システムとして利用できるので生徒への学習支援やオープンキャンバス等の営業支援システムとしても活用できる の5点が挙げられます。

Canvas MOOCを利用すると、学生(受講者)は、授業資料の確認、ダウンロード、課題(レポート)提出、オンラインテスト受講、ディスカッション(電子会議)参加、eポートフォリオの作成、公開、ソーシャルコメント 、共同作業(Google Docs等を使用した共同論文作成)が可能となります。

講師(教員)は、授業概要(シラバス)作成、授業資料の提供、課題(レポート)提出登録、ディスカッション登録、コース(授業)でのお知らせ作成、アンケート作成、オンラインテストの登録、評価、成績管理、動画コンテンツのアップロードが行えます。

また、特定利用者向けのクローズ(外部に存在がわからない)コースの開設では、受講者登録、受講パスワードの設定も可能です。

利用用途として、小学校、中学校、高校では、大学で多く導入されているLMS利用法の習得、海外のMOOC体験による将来の進路検討、塾では遠隔利用者のサポート、入塾者への授業案内、オンラインコースの開設、大学では科目(授業)単位でのLMSを使用したコースの開設が挙げられます。

利用料(講師によるコース開設)は、1コース(授業)使用料が5,250円/月。動画ストリーミングは別途ディスク使用量に応じた課金となっています。

学ぼうという姿勢があれば、いつどこにあっても何かを吸収できる環境が整ってきましたね。



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投稿者 kksblog : 2014年09月10日 23:56


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