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数学甲子園2014の本選出場校が決定 チームで問題を解いて・創って競う (2014年09月02日)

koshien2014_140902.jpg9月14日(日)に東京・神田のソラシティホールにて、「数学甲子園2014」の本選が開催されます。これにあたり、8月10日〜13日の4日間、全国の11都道府県で予選が行われてきました。予選では、過去最多の189校368チームが出場したそうです。このたび、本選出場36チームが決定し、「数学甲子園2014」のホームページで発表されました。

36校のうち、2回、3回と出場経験のある常連チームが見られる中、本選初出場は12チームあります。また愛知県は6チームが本選出場、これまでにも東海地域の出場校は優秀な成績を残しています。中学生チーム、女子校チームの活躍にも注目です。

今年の予選には、過去最高の189校368チーム1473人が参加、実用数学技能検定(数学検定)の準2級から2級程度の問題20問に、参加選手全員が挑戦しました。この検定のレベルは高校1年生から2年生のレベルです。この結果、各チームの平均点上位30チームと、全国6ブロックの各ブロック最上位6チームの計36チームが選ばれました。

本選では、準々決勝・準決勝・決勝が行われます。準々決勝ではチーム全員で15問の問題を30分以内に解答し、上位15チームが準決勝に進みます。準決勝では問題2問を40分以内に解答し、上位6チームが決勝に進みます。準々決勝の問題は15門柱数検準2級・2級程度の英語表現問題が5問、準決勝の問題は数検準1級程度の日本語表現問題、英語表現問題を各1問ずつなので、英語力も必要です。

そして決勝は、Stage1とStage2で競います。Stage1では制限時間の中で、提示されたテーマに沿った問題の創作と、Stage2で行うプレゼンテーション資料の作成をします。Stage2では、Stage1で創作した問題についての仮説と、相手チームと質疑応答をします。2つのStageの総合得点が最も高いチームが優勝です。

このように、数学甲子園で優勝を目指すには、数学の問題を解く力だけではなく、英語力、チームで問題を解くためのコミュニケーション力、日常のできごとを数学に結びつける創作力、プレゼンテーション力など、さまざまな力を身につける必要があります。仲間と共にやりとげた、という経験は、きっと出場した生徒たちの糧となるでしょうね。

数学甲子園2014 公式ホームページ



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投稿者 kksblog : 2014年09月02日 10:24


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