●10月8日皆既月食 『みんなで皆既月食を観察しよう』キャンペーン (2014年09月22日)
2014年10月8日は、日本全国で皆既月食を見ることができます。石垣島以西の地域では、付きがわずかに欠けた状態で上ってくる月出帯食になりますが、それ以外の地域では欠け始めから見ることができます。
この天文ショーに合わせ、JAXA宇宙教育センターでは、皆既毛食の観察を通して、月や太陽などの天体にもっと興味をもってもらおうと、『みんなで皆既月食を観察しよう』キャンペーンを行います。皆既月食を観察し、写真やスケッチをキャンペーンサイトに投稿すると、サイト上で紹介されます。
『みんなで皆既月食を観察しよう』キャンペーンサイトでは、月食の仕組みについての解説や、月食を観察できる時間帯、月食の様子を記録するためのコツなどについて、詳しい情報が掲載されています。キャンペーンのテキスト教材、観察するのに便利な「皆既月食スケッチ用紙」、その他関連教材のダウンロードもできるようになっています。
前に日本で皆既月食が観察できたのは2011年12月10日ですが、そのときにも同様のキャンペーンが行われました。このサイトへのリンクもあり、投稿された写真、スケッチを見ることができます。欠けた月を撮影した写真、欠けはじめから終わりまでの写真をひとまとめにしたもの、定点カメラの写真を繋げたもの、いろんな色で表現されたスケッチ、多くの投稿を見て楽しみ、参考にすることができます。
月は普段から満ち欠けして見えるので、月食、特に部分食の月はいつも見ている月と変わらない、と思っている人もいるかもしれません。しかし、太陽の光が当たる角度によって変わる月の形と、地球の影で欠ける月の形は違います。これについてもサイトで詳しく説明されているので、読んでみると面白いですよ。
部分食の前後に、うっすらと影がかかる「半影食」を観察してみるのも面白いかもしれません。肉眼でもよく見ればわかりますが、望遠鏡や双眼鏡を使うとさらに分かりやすいかもしれません。カメラで露光を控えめにして撮影すると、薄暗い部分がはっきりとみえるようです。秋の夕刻、季節も時間帯も観察に最適ですね。家族で秋の月を見上げてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2014年09月22日 10:27