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授業支援アプリケーション『テックキャンバス(tm)』の販売・提供を開始 (2014年08月06日)

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NTTラーニングシステムズ(株)が、主に小中学校のタブレット機器を活用した学習で使用する授業支援アプリケーション『テックキャンバス™』を販売開始し、9月1日より提供を開始することを発表しました。

タブレット上のWebブラウザを利用し、クラウド上の授業支援の仕組みを操作することで、タブレットを活用した授業を簡単に実践できるアプリケーション。学校現場の教員の要望に基づいて企画開発されました。

タブレット等の情報機器やクラウドサービスの普及により、子どもの学習環境は変化。さらに政府は2010年代中に全ての小・中・高等学校・特別支援学校で児童生徒への1人1台の情報端末、電子黒板、無線LAN等を整備し、デジタル教科書・教材を活用した教育を展開する方針を打ち出しています。これにあわせて現在、さまざまな自治体でモデル校や地域内全学校にタブレットを整備し、教室におけるICT活用を促進する取り組みが加速しています。

このような状況に先駆けて、NTTグループでは“教育スクウェア×ICT”フィールドトライアルを実践。トライアルを通じて、学校における児童生徒1人1台タブレットの活用には授業支援アプリケーションの併用が重要なポイントであることが確認されました。

『テックキャンバス™』は、デジタル教材を簡単な操作で児童生徒のタブレットに瞬時に配信・表示させることができ、児童生徒は回答を書き込んだり、グループで考えたことを見せ合ったり、さまざまな学習をスムーズに行うことができます。児童生徒は考え、表現し、共有し、さらに考えることができるので、「授業での思考表現活動を支援するアプリケーションツール」として利用できます。

小中学校のサンプル教材も予めセットされているので、児童生徒に配付するプリントを作成する際と同様の手軽さでオリジナル教材を作ったり、教員間で教材を共有したりすることが可能です。配信だけでなく、児童生徒のタブレット画面を大型モニタに表示して、それぞれの考えを共有し、違いを認識して学習を深めていくこと、さらに学習結果にコメントを付け、児童生徒のタブレットに送り返すこともできます。

Webアプリケーションなので、教員の作成した教材や児童生徒の学習結果は基本的にすべてクラウド上に保管され、ネットワーク接続環境があれば家庭でも簡単に確認、追加作業ができます。また、どのようなOSであってもタブレット側はブラウザだけで動作するため、現在流通しているタブレットやスマートフォンのほとんどで使うことができます。

学習環境の変化に合わせ、子どもの学びを支援してくれるので、これからの高い活用が期待されますね。



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投稿者 kksblog : 2014年08月06日 23:59


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